« バラと芍薬の花 | トップページ | バラの用土の切り替えし作業 »

2024年5月12日 (日)

ブドウのジベレリン処理

ここ数日五月晴れの好天気が続いて菜園の夏野菜も順調に育ってきていますが、今年も軒下栽培のブドウ(ネオマスカット)の脇枝が順調に育って花房の開花も数日前から始まってきました。
ブドウは無種子化のために薬品を使用して開花が始まってから花房全体が満開となった時点で順次ジベレリン処理(ジベレリンは植物ホルモンの一種)を施しますが、今日最初に満開となったものから順次処置をすることにしました。
240512budou1

ジベレリン処理は原則として無種子化とするため1回目と、1回目の処理をした後に1週間~10日後に果粒の肥大化を目的として2回目の処理をすることが良いとされており、重複使用は避けることから1回目の処理にあたって実施済みかどうかの判別が出来るように溶液に赤い食紅を加えて霧吹きでの散布をします。
240512budou2
この後、2回目のジベレリン処理は20日頃を予定しております。

この他にも露地栽培の巨峰がありますが、こちらはまだ開花は少し先ですが、何んといってもネオマスカットよりも樹勢が強く脇枝の先端から次々に伸びてくる巻きヒゲが何といっても邪魔で、枯れてしまうとなかなか簡単には取りにくく、枯れて残った巻きヒゲを放置しておくと晩腐病が入り込み果実に茶色の小斑点がつき、次第に果実全体が腐敗していく病気となることから脇枝を誘引するための誘引ワイヤーに巻き付かないように2~3日に1回は巻きヒゲの切り落としをしていますが、昨年取り残した巻きヒゲが一ヶ所だけ残っていましたので、新しい巻きヒゲを切り落としながら古い巻きヒゲも撤去しておきました。
240512budou3

昨日ブドウに施肥するためのバーク堆肥を購入に行ったところ、通常よりもやや大きく育つという珍しいオクラ(平成グリーン)を見かけましたので購入してきました。
240512okura
1ポットに3本入りの苗でしたので少量栽培ということから早速植付けてしておきましたが、果たして収穫はいる頃になるのでしょうか。

にほんブログ村 花・園芸ブログ 果樹・野菜(家庭菜園)へ
にほんブログ村

|

« バラと芍薬の花 | トップページ | バラの用土の切り替えし作業 »

コメント

おはようございます。
5月の連休も終わり普段の生活に戻ってきていますね。連休は毎年家族が集まることがありましたが、今年はそれぞれの都合から、今までのような連休にはならない変化を感じる年になり嬉しくもあり悲しくもありで複雑な気持ちですね。
ブドウの時期になりましたが収穫前の一手間二手間とやらないといけないことが多くてこのジベレリン処理の影響で種なしブドウが出来るわけなので大切な作業の一つですね。食べるには無いと本当に食べやすいですから楽になりました。今年も出始めたら楽しみたいと思います。

投稿: 週末菜園人 | 2024年5月16日 (木) 10時10分

週末菜園人さん>
こんばんは。
寂しい話とはなりますが、最近ではあまり出歩くこともなくなってきた昨今で、巷では大型連休とか騒いでも何故かあまり気にもならなかくなってきましたが、流石にこのような時期には賑やかな場所にだけは出るのだけは良そうとニュースなどの情報で気にはしております。
私のところでは孫たちも既に成人して一人は結婚したりとまったくといって良いほど家に尋ねてくることもなく、長男は8年のインドネシア駐在から帰国したと思っていた矢先、今度はこの3月にタイへの駐在ということで、これから先何かあったらと思うと少し心配になります。
まあ、ぼちぼちと僅かな菜園仕事や好きなテニスやジム通いでもしながらのんびり過ごしたいと思っています。

投稿: waka3 | 2024年5月16日 (木) 20時53分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« バラと芍薬の花 | トップページ | バラの用土の切り替えし作業 »