ブドウの摘果作業とポポーのその後
東海地方は6月7日に平年よりも1日早い梅雨入りとなりましたが、最初に少し雨が降っただけでその後は青空の日が続いており、当分はマークもなさそうなので有難い話ではありますが、ちょっと調子も狂っちゃいますね。
ブドウは5月12日にグリーンカーテンを兼ねたテラスのマスカット、そして20日に菜園の巨峰が順次開花して、ジベリン処理も済ませておきましたが、今迄は本格的な摘果をしてもおりませんでしたが、ここにきてだいぶ粒も大きくなってきましたので、今回はネットなどで確認した方法で半日掛かりで慎重に摘果作業を実施してみました。
普段の菜園仕事は地面を見ながら下を向いての作業ですが、葡萄作りは施肥以外はすべて上を向いての作業となりますので結構首や腕が疲れるものです。(笑1房で30~40粒と言われていますが、貧乏人根性でまだ少し粒が多いようですが、もう少し経過したところでもう一度摘果は試みる予定です。
4月20日のブログでポポーの花が咲きはじめ、今年は人工授粉なしでの育成を試みることについて触れましたが、ポポーは雌雄同株ですが、そのままでは自家受粉し難い性質のようで、2本以上の株を植えることが好ましいとのことですが、やはり人工授粉なしでは着果が難しいというような結果が出ました。
左側の写真では人工授粉なしで、あたかも着果したかのように見えており、この時点では全部で3~40個のポポーの実が確認できていましたが、今日現在では右の写真のように育った僅かに2個だけが生き残っているという結果となりました。
複数本を植えなくても人工授粉で着果することは昨年の結果で分かってはおりますので、次回は多少面倒でも受粉作業をしてみようと思います。
もう一つの話題としては、沼津に出掛けた折に途中のホームセンターで見切り品として購入したブロッコリーですが、4月19日の定植後から通常では考えられないことですが、僅か35日後に最初の収穫が始まり、今日で定植後2ヶ月も経過しないうちに最後の脇芽から出た花蕾もあっという間に収獲を終えることになりました。当地のような暖地で夏の時期での葉もの野菜の栽培の難しさが、残念なことではありますがブロッコリーでも証明されました。
| 固定リンク
コメント
Wakaさん、おはようございます。
ブドウの摘果作業お疲れ様でした。半日も作業していたら肩が固まりますよね。こちらでは趣味で作っている方は摘果作業するなんて聞きませんね。放っておいても何とかなっているようです。品種の違いもあるのでしょうね。
でも、ポポーは放っておくとダメなようですね。来年は人工授粉を頑張って下さい。
投稿: kikumal | 2017年6月12日 (月) 06時25分
kikumalさん>
マスカットや巨峰は粒が大きくなる品種で、何もしないでおくと粒同士がぶつかりあって大きくならなかったり破裂したりしますので、願わくば売られているような見事な大きさをと夢見ながら摘果作業をしました。(笑
ポポーは矢張り人工授粉なしでは着果は無理なようですね。
着果して残っているものは、最初に少し受粉作業を試みたものがありましたので、それが運よく残ったのかもしれません。
投稿: waka3 | 2017年6月12日 (月) 13時35分
今晩は。
梅雨入り後雨は早くも中休みといった所のようです。
おかげさまで、以前の職場の人達と久しぶりの登山を楽しめてリフレッシュできました。
ところで葡萄が随分大きくなってきましたし、房の数も沢山ありますね。上を見ての作業は疲れますよね。普段使わない筋肉が何日してから痛くなるんですよね
1房30から40個ですか、数えて食べてないので今度気にして食べようと思います。
投稿: 週末菜園人 | 2017年6月13日 (火) 19時26分
週末菜園人さん>
ここ数日この時期には珍しく朝晩が少し冷え込んでいますが、梅雨はできればあっという間に終わって貰いたいものですが、これからが鬱陶しい嫌な季節になりますね。
ブドウは開花直前の時に房の長さを4cm程度に切り落とし、摘果は30~40個にするといわれますが、これまでに実際に経験もしたこともなく中々思い切ってこれまでにするには度胸が入ります。
結果的にどうしても房はやや長め、個数も多めと貧乏人根性が出てしまいますが、追々覚えていきたいと思っています。(笑
投稿: waka3 | 2017年6月14日 (水) 10時57分
葡萄の育成作業は上向きが多くて本当に大変なのですね。思い切りの摘果は難しいですよね。思わず笑ってしまいましたが、我が家でも桃やイチジクで毎年、手抜き作業ばかりになります。で、熟す頃に嘆くのが常ですからでもwaka3さんは立派に収穫なさるのですから素晴らしいです。
ポポーでも分かりましたが、矢張り手を掛ければそれだけの成果が目に見えてくるということですね・・・ブロッコリーの葉はすっかり虫の御馳走になりましたね。
投稿: kimama | 2017年6月15日 (木) 22時44分
kimamaさん>
ブドウ畑は昔から丘陵地の傾斜面にブドウ棚が作られて栽培されているのが一般的でしたが、3年前の9月に南信州の中川村というところに赤そば祭りを身に出掛けた折に見かけたブドウ園では、お年寄りも普通の姿勢で作業のできるお腹のあたりにブドウの房がぶら下がっているとてもユニークな栽培方法で、最近ではこの方法が増えてきているということのようでした。
ポポーは今年はどのような結果になるのか試してみましたが、これでおおよその見当が付きましたので、来年はもう一度チャレンジしてみようと思っています。
投稿: waka3 | 2017年6月16日 (金) 19時47分