« 無花果の小動物?被害 | トップページ | 生姜の試し掘り »

2013年8月11日 (日)

2本仕立てトマトの最終観測結果

毎度もことながら「暑い、暑い」と口にも出したくない言葉ですが、こうも連日のように猛暑日が続くと他の地域でも経験したことのない大雨で大きな被害も出ており、何か異変でも起きるのではないかと心配になる今日この頃ですが、今日も狂ったような暑さの猛暑日となりました。
2時のNHKのニュースでは、130811ondokei今日の最高気温は千葉県茂原市の39.9℃で、次いで浜松市が39.8℃で2番目でしたが、この段階で我が家のデジタル温度計は何と40.2℃まで上がっておりました。
130811ondokei2その後も各地では更に気温が上昇した地域もあって、3時現在における最高気温を確認したところ、山梨県甲府市と高知県四万十市では40℃を超したということで、これでも浜松市は4番目でしたが、こんな暑さはまだまだ続くのでしょうか、本当に勘弁してもらいたいものです。

さて、このような猛暑の中で夏野菜もほとんどが終盤を迎えつつありますが、130811tomato2本仕立てを試みた中玉のスタピストマトも写真は4日前に撮影したものですが、残り僅かを数えるのみで今日現在では数個を残す程度となりました。
6月29日のブログで1本仕立てと2本仕立てにおける収穫量について中間結果をまとめてみましたが、今年は台風に見舞われることもなく終盤までの観測が出来ましたので完全には終了していませんが簡単に表にまとめてみました。

  収穫数 総重量 重量/個
1本仕立て 064 3,775g 59g
2本仕立て 102 5,665g 55g

過去に収穫を終えるまでの収穫数の観測をしたこともなく、今回のデータがどれだけ的を得たものであるかは分かりませんが、単重量でこそ下回ってはいますが、収穫数・総重量から見れば2本仕立てが完全に優位であることは一目瞭然です。

この夏は猛暑による収穫数への影響は多分にはあったこととは思いますが、来年は中玉トマトは全数はもとより、大玉トマトも2本仕立てを試みるつもりです。

|

« 無花果の小動物?被害 | トップページ | 生姜の試し掘り »

コメント

 貴重なデーターを拝見させていただきました。
 私のトマトは 畝立も支柱の形式も2本仕立てにしております。
 元肥と追肥については、2本仕立ての場合も同じに考えておられますか? 
 うちの今年良くなかった原因は異常気象による温度変動や降雨量の偏りの他に、2本仕立てに合った 元肥と追肥の施しパターンを検討する意味があるのかな と 思ったりしています。

投稿: 菜園ブログ | 2013年8月12日 (月) 23時27分

菜園ブログさん>
追肥については葉の様子をう伺いながら実施していますが、最初の元肥を少し置き過ぎたためでしょうかスタピストマトの下葉がだいぶ巻き葉になったために、最初の追肥(配合肥料に化成肥料を更に少し追加)は収穫をし始めたころに実施して、その後もう一度だけ化成肥料を株間に追肥しました。
菜園ブログさんなら収穫量がもう少し多かったのではないかと思いますが、いずれにせよ猛暑の影響でしょうか、昨年より収穫時期の終わりが短かったように思います。

投稿: waka3 | 2013年8月13日 (火) 15時53分

Wakaさん、おはようございます。
そちらは猛暑日が続いているようで、大変ですね。
熱中症には十分注意して作業してください。

トマトは2本立てが良いとの客観的なデータになったようですね。来年度のために参考にさせていただきます。ありがとうございました!

投稿: kikumal | 2013年8月14日 (水) 09時40分

kikumalさん>
トマトの2本仕立てについては特に省スペースとなるようなものではありませんが、育成管理については1本のトマトとして2本分の管理ができますので、この点ではかなり手抜きができることになります。(笑
何といっても単重量にそれほど大きな隔たりがあるわけでもなく、球数と総重量の観点からはこの方法は面白いのではないかと思います。
ミニトマトが数本の脇芽を伸ばしながら育てるの比べれば、2本仕立てではなく2本仕立てでも結構面白いのではないかとも思っております。

投稿: waka3 | 2013年8月14日 (水) 18時04分

各地、猛暑、厳しい残暑が続いています
菜園の野菜は文句も言わず沈黙で答えてくれますネ。
トマト2本仕立ては収穫が倍になるようですね。

投稿: sakura | 2013年8月14日 (水) 19時36分

sakuraさん>
昨年はそれほどエアコンを使ったという記憶はなく、本当はもっと節電をしたいと思ってはいるものの、今年は連日の猛暑でエアコンなしでの生活は出来そうにもありません。
トマトの2本仕立ての収穫量は倍とまではいきませんが、それなりの効果は間違いのないといったところでしょうか。
私の来年からの作付け方法はこれでほぼ決まりました。

投稿: waka3 | 2013年8月14日 (水) 21時45分

今年浜松は大変な暑さを記録し、近年の異常な天気に振り回された大変な夏でしたね。猛暑日もこんなに続くと30℃の気温が何故か涼しく感じられしまう、今までの夏のイメージが一変してしまいます。今年最高の気温を記録した四万十市、観光客が来ている様はユニークですね。2本仕立てのトマト、統計の結果まさに勝利。
農家の方もこの方法にしたほうが収入アップにつながるのではないでしょうか。

投稿: 週末菜園人 | 2013年8月18日 (日) 14時24分

週末菜園人さん>
連日の猛暑は生き地獄とまでは言いませんが、家の中に風を入れようとすると生温いとまでは言いませんが、暖かさが肌に感じるような風が入ってきますので、さすがに窓を閉め切ってエアコンで高校野球の観戦の連日です。

トマトの仕立てについては専業農家の栽培を見たことがありませんので詳しいことは分かりませんが、多分中玉トマトなどは既に実施されているのかもしれませんね。

投稿: waka3 | 2013年8月19日 (月) 13時49分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 無花果の小動物?被害 | トップページ | 生姜の試し掘り »