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2012年3月14日 (水)

ぶどう(巨峰)の植付け

最近では葡萄の鉢植え栽培を楽しむファンが増えてきたとかで、この界隈でも楽しみながら栽培をされている方もあって収穫時期にはお裾分けを頂くこともあり、最近では畑での野菜の栽培も少し減ってきてあって作付けスペースの空きが出てきましたので、我が家でもお隣との地境のイチジクと同じ並びに植えてみることにしました。
家から少し離れたところの私の知り合いに300坪程の120314budou1畑で葡萄を栽培している方(以降、師匠と呼ぶ)がおり、葡萄を育てるには苗木は接木で作られたものが良いということで、3日ほど前に園芸店に出掛けたところ3種類(デラウエア、巨峰、ピオーネ)の苗木が売られており、その中から食べるには重宝な大粒な巨峰の接木苗を購入してきました。
売られていた苗木の蔓の長さは約1mありましたが、家に持ち帰ってから台木との付け根部分から5節残した20cmくらいのところで剪定しました。

先ず、師匠から苗木を植え付けるにあたって苗床作りを教えて頂いたついでに、苗床作りに必要な伸びてきた根を通すことのない特殊な不織布を頂きましたので、早速教えてもらった方法で苗床を作りました。
120314budou写真は3枚のアニメーションにしてありますが、先ず最初に長さ3m、幅60cmで深さ30cm程に穴を掘ります。  (実際には横方向は育てる主枝の長さにした方が良いとのことでしたが、私は左右方向に夫々2m程度とあまり大きく育てないことから小さめにしました。)
土を掘り起こしたところで不織布で掘った穴を囲み植木鉢と同じような環境を作ります。  不織布を使用するのは根が伸びてきた時にここから根が飛び出さず、この中だけで伸びていくようにするためです。
この辺りの土は土砂質ですので赤玉土(14リッター)を5袋、バーク堆肥(40リッター)と牛糞堆肥(40リッター)を夫々2袋、自前の枯葉堆肥一輪車2杯、苦土石灰等を掘りあげた土と良く混和して土作りをしてから不織布で囲んだ穴の中に戻して、途中根の当たらない部分に配合肥料を混和させて良く踏み固めて苗床を完成させました。

120314budou2さて、いよいよ葡萄の苗木の植付けですがポットから苗を取り出して根を確認したところ、長いものでは20cmほどの根が台木の一番下の部分と中間部分から伸びていましたが、どうやら比較的最近ポットに移植されたもののようで簡単に土がはらわれました。
120314budou4 120314budou3 根のあまり長いものは切り落として全体を16~7cmに揃え、根を広げた時に入るだけの穴を掘り最初に台木の一番下の部分に伸びている根を四方に広げてから土をかけ、次に台木の中間部から出ている根を同様に四方に広げ土をかけて苗木の植付けは完了しました。
ちなみに台木と穂木の接合部分は地表から1cmくらい上に出したところとします。
120314budou5最終的な植付け時の姿はこんな感じですが、これから先は穂木の5節ほど残した部分から出てくる一番勢いのよさそうな芽を1本だけ上に伸ばしていって1m80cmほどになったところで先端を切って、最終的には先端部分から出てくる2本の芽を苗床の長手方向に左右に夫々伸ばしていくことになります。
今年は伸びた蔓に一切花を咲かせることは許されませんので全て摘花することになりますが、果てさて秋までにどのような姿に変化していくのか大変興味深いところです。

許可を得て師匠の葡萄畑の写真を取らせていただきました。(3月22日追記)
120322budou我が家の浜の畑の直ぐ近くで、昨年の当地を直撃した台風でもびくともしなかった通気性に富んだ全天候型のビニールハウス(約200坪)で葡萄の栽培をされていますが、写真は昨年新しく増築したハウスの中に苗木を植えつけて育てたもので、僅か一年で見事なT字型に樹形が整えられています。
今年の秋を終える頃にこれまでとは言いませんが、こんな形で樹形が整えればと思っています。

まだ春の遠い?福寿草

春一番を祝う花として喜ばれると言う福寿草ですが、120314fukujusou このブログにもお見えになられる菜園ブログさんのお宅では既に花も咲いたというのに、今朝庭の手入れをしていたところ鉢植えであったのものを購入し開花後に夏の時期には半日陰となる場所に植え替えて放置したままにしてあり、2月の終わりになっても芽も出てこずに半ば諦めかけていましたが、特徴のある元気な葉が土の中から顔を出していました。
果たして今年は花蕾が出てくるのかどうか分かりませんが、早速追肥しておきました。

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コメント

おはようございます。毎週土日になると天気が悪く、今日も雨の一日になりそうです。
葡萄は庭先で栽培をしているのを見かけますが、畑の栽培になるとこれから棚作りやらいろいろやる事が増えるでしょうね。畑で果樹栽培は大変ですが野菜と違い収穫の喜びは又格別な物がありますね。
植え付けに穴の深さが30センチほどでいいんですね、
もっと深くするのかと思いましたが、根は横に伸ばすからなんですね。
葡萄は食べる際いつも思ってしまうのですが、何でこんなに美味しい物があるのかと神に感謝したくなる心境になります笑)。

投稿: 週末菜園人 | 2012年3月17日 (土) 09時31分

週末菜園人さん>
どうやら一雨毎に寒さも緩んでくるようですが、矢張り雨が降ると何となく憂鬱になりますね。  まあこれも明日には天気も回復するようですので我慢としましょう。(笑

葡萄の根は地中にあまり深く張らないようで、比較的浅くそして根は横に長く伸びて一つの根には無数の細かな根が張り出すようです。
従って畑で野菜を育てる上でこのような方法をすることによって根の抑制をするとともに、以降の管理(追肥や病気対策)もし易くなるということのようです。
葡萄は降雨による黒痘病の発生の対策が必要なようで、簡単な対策は施すつもりですが、そんなことからもこじんまりとした育て方にしようと思っています。
果てさて美味しい葡萄が出来ますことやら・・・。

投稿: waka3 | 2012年3月17日 (土) 10時09分

苗床のアニメーションは迫力がありました。特別な不織布の使い方に感心です。桃栗三年柿八年。さて葡萄は何年後になるのでしょうか。お近くに師匠さんがおられて良いですね。葡萄棚に房の下がる日が楽しみです。
フクジュソウはきっと開花すると思います。当方ではまだまだ寝ていますが、もっと劣悪な条件なのに毎年、顔を見せてくれますから・・・

投稿: kimama | 2012年3月17日 (土) 22時42分

ブドウを育てるときは根の張り方で大きさが決まるって始めて知りました。横が3メーターとなっていますが、どの位の背丈で、横幅を広がるんですかね、これからが楽しみですね。家の前の果樹園の人も一部梨の木を切ってブドウの苗木を入れました、去年、試食させてもらいました。
此方も、ボチボチと畑に軽トラックの姿が見え始めました。15日にジャガイモの種芋5キロ買いました、丁度切らなくても良い大きさです、入れるのは4月中頃です。

投稿: くんぱん | 2012年3月18日 (日) 04時52分

kimamaさん>
私も今回のような苗床作りは初めての経験ですが、当地は土壌が土砂質のためにこのような方法が良いということのようです。
葡萄は植え付けから収穫までは驚くほど早く、師匠の畑に私同様の苗木を昨年植えつけられたものが、今年は成木と違ってあまり多くの実は付けないとのことですが、この秋には収穫が可能ということですから、2年目での収穫が可能ということになるよるようです。
福寿草は期待しながら待つことにしましょう。(笑

投稿: waka3 | 2012年3月18日 (日) 11時17分

くんばんさん>
私も初めての経験で、苗床作りには色々な方法があるようですが、信州のような広大な土地で葡萄だけを作られているような場合には、このような方法で根の拡散を制御することなく通常の地植えをされているかと思いますが、当地では土壌が土砂質ということも考えてこのような方法が最適だということのようです。
畑の使い勝手と雨濡れ対策を施さなくてはいけないことからあまり大々的に出来ないことから木の高さは1m60~70cmとして、そこから左右に蔓を左右に2mくらい(全長で4m程度)の長さで伸ばす予定でこじんまりと育てる予定です。
本来なら苗床は蔓を伸ばす4mにしたかったのですが、戴いてきた不織布の長さが切れっ端を戴いてきたことから少し短くなってしまいました。(笑

ジャガイモは我が家では1Kgだけですが5Kgとは凄いですね。
矢張り長野では下野関係から4月に入らないと無理なのでしょうか。  植付けが待ち遠しいですね。

投稿: waka3 | 2012年3月18日 (日) 11時38分

 丁寧なブドウの植付けを拝見して、我が家の庭のブドウの味が良くない理由が分かりました。
 お隣の先輩 イチジクに負けない いい実が穫れますでしょう。
 秋の楽しみが また 増えましたね。

投稿: 菜園ブログ | 2012年3月22日 (木) 18時20分

菜園ブログさん>
門前の小僧、果たして師匠のブドウ畑のようにいきますかどうか、何にしても師匠のところは通気性にも優れた全天候型のビニールハウスとなっていますので、どこまで真似事が出来るのかこれからが勝負どころです。(笑

今年は一切実をつけることを禁じられていますが、蔓の伸び具合がどのようになるのかが楽しみです。

投稿: waka3 | 2012年3月22日 (木) 23時44分

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