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2011年8月11日 (木)

無花果(イチジク)と白雪カボチャ

先月の台風6号(7月19日)以来7月後半はずっと愚図ついた天気続きで、この半数以上は真夏日にも達しない日が続いたことから過ごし易い日々でしたが、8月に入るや否や今度は連日の猛暑日にも達するほどの暑さ続きで寝苦しい夜が続いていましたが、とうとう今日は36℃と今年一番の猛暑日となりました。

既に我が家のトマトや西瓜等は食卓から消えてしまいましたが、これに代わってこの暑い時期がもっとも活動的なイチジクが秋の味覚のの収穫のシーズンまで食卓に登場する季節を迎えました。
110810itijiku2110810itijiku1今年で6年目を迎えますが株元もすっかり太くなり、今年はイチジクが着果する脇枝を13本としましたが、ざっと確認できているだけでほぼ90個ほどのイチジクがありました。
110810itijiku3 最初の収穫は4日前でしたが、今日はなんと一度に3個も収穫が出来、今年は春先にJAで果樹専用の有機肥料が入手できましたので2度ほど追肥を施したことからでしょうか、例年にない大玉なイチジクが収穫でき、ちなみに左側の一番大きなものが170g、小さなものでも150gの大きさでした。
現在見えているイチジクもかなり大玉なものが見えており、110810itijiku4これ以降は当面の間は連日複数個での収穫も可能な勢いです。
さっそく冷蔵庫で冷やして食べてみましたが、木から自然落下する直前まで完熟させた状態で採ってきましたので糖度は15度とまったりと甘くとても美味しくいただきました。

白雪カボチャ

3月の初めにカボチャの種を播種して、110810sirayukikabochaその後ポットを移動した際にどうやら間違えたらしく今年初めて経験する白雪カボチャだと思っていた雌花が5月中旬になって大きくなりはじめた段階でスクナカボチャだと気が付き、慌ててもう一度播種をしたことからカボチャの育成としてはかなり時期遅れとなりましたが、8月1日に最初の雌花が開花し2日後には着果確認が出来て10日余りで何と直径が17cm、長さが23cmもの大きさにまで育ちました。
名前の通り過去に栽培したことのある雪化粧カボチャよりも更に白い肌をしており、収穫までには着果後30日ほど掛かるかと思いますが、今後どのような色に変わっていくのか、そしてどんな味をしたカボチャなのか興味津々といったところです。
この暑さで葉も萎れ気味でやや元気もありませんので、取りあえず今年は蔓を2本仕立てとしてありますが、3個採りで撤収とすることといたします。

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コメント

イチジクすごいですね、やはり、落下する直前に採るのが一番良いんですね、でも、落ちるタイミングが?
先日、知り合いの人から愛知産のイチジクいただきましたが、完熟しておらずイマイチでした、暫く置けばよかったかも?
近くの産直売り場で、カボチャの相場を見ましたら、ボッチャンが100円で、白雪が300円位で販売されていました。

今朝の伊那は寒いくらいで、長袖のシャツを着込んでいます。日中は暑いですけど、日陰に入るとさらっとしています。wakaさん、今年は大玉のスイカを作りました、2苗で5個収穫です。熊が出始めてモロコシを食べに川伝いに下りてきます。

投稿: くんぱん | 2011年8月12日 (金) 04時51分

くんぱんさん>
おはようございます。
昨日はとうとう今年一番の猛暑日となりましたが、日が沈んだ頃にはかなり気温も落ちて比較的涼しい風が吹いてきましたので何とか扇風機だけで持ちこたえられました。

イチジクの収穫は10月下旬まで続きますが、今迄に最高は100個の大台を越しましたが、今年もそれに迫る数の収穫が出来そうです。
イチジクは色が変わりはじめてから完熟する期間が大変短く、市場に出回るものは僅かに色づき始めた段階で収穫しないと売り物にならなくなってしまうために、糖度が低い段階で収穫されているものと思います。
イチジクの完熟していく様子は下記のブログに掲載してありますのでご覧下さい。
           ↓
http://waka3.cocolog-tnc.com/blog/2008/08/post_d9b0.html

くんばんさんのお宅のお近くまでクマがやってくるんですか?
そちらには美味しい桃や梨、リンゴ等がいっぱいありますので大変でしょうね。

投稿: waka3 | 2011年8月12日 (金) 09時11分

おはようございます。毎日暑いと暫く、くんばんさんの伊那に住みたいと感じますね。熊さんだけには逢いたくありませんが。それにしても暑い時期になって果物は美味しくなるんですよね。暑さに頑張っている分美味しい果物を沢山食べましょう。イチジクは料理なんかにも使っていますがWAKA3の所ではどんな食べ方が多いですか?今年初めて挑戦の鶴首カボチャが大きくなりました。3株に50センチ(目測)程の実が5個、30センチ位が3個なりました。間引きもしていますがこのままこの個数でやってみますが、未だ青いのでこな暑さに期待しています。

投稿: 週末菜園人 | 2011年8月13日 (土) 10時25分

週末菜園人さん>
ここにきて連日暑い日が続き畑の作物同様にぐったりとしております。(笑
第2弾の胡瓜もこの暑さでは着果もままならず、茄子も剪定を終えてありますので暫くお休みとなってしまい現在我が家で頑張っているのはイチジクくらいのものでしょうか。
イチジクはもっぱら生食のみで消費しておりますが、ジャムがとても良いと言われておりますので一度はチャレンジしてみたいと思っております。

鶴首カボチャは今年は5個程度に留めようと思っていましたが、いつの間にか10個ほどにもなってしまい少し持て余しております。
放置しておけば10月末までどんどん着果しますので、全て子蔓は5節までで孫蔓は全撤去しています。

投稿: waka3 | 2011年8月13日 (土) 21時56分

高い糖度のイチジクが採れるんですね。凄いです。それに大きさにもビックリです。卵三個分の重さですね(^-^;うちでは冬の寒さ対策に自宅の柱に添わせて一本有りますが、小さいサイズで晩秋にならないと食べられません。
肌の白いカボチャは栗味が多いように思います。当地では「とっておき」の名で産直に出てますが、写真のは果たしてどんな風になるのでしょうか。そのまま十月末頃に着果したものはダメなのですか。暖地ですから冬至カボチャが採れるのではありませんか。

投稿: kimama | 2011年8月16日 (火) 17時32分

kimamaさん>
以前にイチジクの完熟した様子を観察したことは、くんばんさんのコメントにも書きましたが、この時期の暑さですと3日もあれば一気に完熟に向かい糖度も上がりますが、早めに収穫したものをその後で追熟させても木で完熟したものとは違ってどうしても糖度はそこまで上がらないように思います。

白雪カボチャもほっこりタイプのカボチャだそうですが、どうやら収穫時にはかなりの大きさになりそうなので、二人家族ではなかなか食べられそうにもなく、結果的には今年限りの限定栽培で終わりそうです。(笑
坊ちゃんカボチャが1本で12個収穫できましたが、長期保存だ出来るとはいうものの冬至前には無くなってしまいますので、この時にはオーストラリア産でも購入することになろうかと思います。

投稿: waka3 | 2011年8月16日 (火) 23時13分

 いつも イチジクの樹を写真で拝見して感心しておりますが、枝の配置や誘引にしましても、鳥害対策のネット張りにしましても、これほど丁寧に育てておられているイチジクは 見たことがありません。
 一本の樹に90個も生るのは壮観ですね。
 樹上でしっかりと熟したイチジクを食べられるとは 素晴らしいことで、羨ましいかぎりです。
 子供の頃 祖父は山に いろんな果物を植えていました。 東向き斜面には、大きな枇杷の木が数本植っていて、梅雨時に 滑り易い枝によじ登って、片手で完熟の実を採って 食べていたその味は生涯忘れられません。
 最近は 小売店に力が強く、街中では熟した果物を入手することは至難です。

投稿: 菜園ブログ | 2011年8月20日 (土) 17時37分

菜園ブログさん>
イチジクは親枝をT型に仕立てるのに最初は少し面倒でしたが、2年目からはイチジクを生らせる枝を誘引するのもとても簡単で、枝の高さも2m程度で済みますので後々の管理もとてもやり易いのでこの方法が一番だと思っています。

果菜類は何といっても木に生っている段階で完熟させるのが一番良いと思いますが、イチジクはちょっと油断すると蔕の部分が柔らかくなって落ちてしまいますので、一日に最低2回の見回りが必要です。

投稿: waka3 | 2011年8月20日 (土) 21時43分

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