トマトの種の発芽
1月16日に僅かばかりの雪が降った以降、昨夜は久しぶりの雨でしたが昼過ぎには地面もすっかり乾いてしまうほどで畑にとってはそれ程期待できるものではありませんでしたが、それでもカラカラ天気続きであったことから、火災への影響については少なからずとも役立ってくれたことかと思います。
さて、昨年はトマトの種蒔きを2月9日に行いましたが、それでも市場で苗が売り出される頃よりも自家苗ではやや定植する時期が遅くなることと、昨年の夏は猛暑であったように気温が年々少しず上がってきている傾向でもあり、今年の種蒔きは一昨年作った自家製の発芽育苗器をひっぱり出してきて2月5日と僅かではありますがやや早めの播種をしてみました。
今年のトマトは我が家では定番となっている中玉のスタピストマトと大玉のろじゆたかの他に、昨年初めて作ったカボチャトマトが予想以上に美味しかったことら種の採取をしておいたのでこれを加え、この他に昨年の暮れに自家採取した種をお送りした方から購入した種が使い切れないということから大玉のアロイトマトの種をお送り頂いたので、今年はなんと4種類もの播種と相成りました。
昨年までの実績から発芽は4日目くらいであったことと、昨日は用事があって慌ただしい一日を過ごしたことから、本来なら日中は地温調整のために朝起きた時に上蓋を少しずらしておくところを、そのままの状態で一日中放ったらかしにしてしまい、 今朝になって確認したところ露地ゆたかについては数株が3日目の昨日に発芽したらしく既に何本かの茎がひょろひょろっとモヤシ状態に伸びていました。
この他にはアロイトマトが露地ゆたかに次いで6割方発芽しており、スタピストマトは今日から明日にかけての発芽が見られそうな状態で、カボチャトマトについては今のところ発芽の兆候は見られませんでした。
一つのセルに2粒ずつの種を蒔いてありますので苗取りには充分な数は賄えますが、今日からは上蓋を発砲スチロールから彩光のために透明なアクリル板に変えましたので、これ以降は慎重な育苗を心掛けなければいけませんね。(笑
苗の揃い踏み 2月12日追記
露地ゆたかとアロイトマトが3日目、次いでスタピストマトが4日目に発芽して、最後にカボチャトマトが一昨日の5日目の発芽で、これで全部が発芽し何とか無事に勢揃いしたことになります。
露地ゆたかについては9日の朝に確認した時の苗はもやしっ子状態のヒョロヒョロの苗でしたが、発芽以来日中は温室の中(室温:28℃、外気温:10℃)で太陽の光をいっぱい浴びて茎や葉の色もすっかり濃くなって元気な姿に変わってきましたのでこれで一安心です。
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コメント
春の息吹は何処から?もしかして、浜松から?早いもんですね、あのピンクの発芽苗育器が懐かしく想えます。
芽が出ただけで、トマトの匂いがなんだか此処まで匂ってきます。あのピンクのマットは今、婆さんが足の保温に使っています。こちらは朝、洗濯した物を外に出すと
すぐにコチコチになります。
投稿: くんぱん | 2011年2月10日 (木) 08時20分
くんぱんさん>
信州の春はまだまだだいぶ遠くにいるようですね。
こちらも今日あたりから少し天気が崩れ始めて、今日は気温も10℃と少し低めで、今週の土曜日の天気予報は/のマークが出ていますので、昨日キャベツの苗を定植するために畝作りをしましたが、この定植作業はちょっと先に伸びそうです。
早く暖かくなるとよろしいですね。
投稿: waka3 | 2011年2月10日 (木) 13時30分
WAKA3さんの作られた育苗器はヒットするものではないかと思われてなりませんが、本格的に種蒔きが始まり、間もなく定植となりますね。今年はどんな天気になることか、美味しいトマトが出来るといいですね。私も今年は種蒔きにチャレンジ。一つは昨年頂いた鶴首カボチャです。これは3月頃に種蒔きをする予定で、後一つは、ツタンカーメンの言う豆の種を頂いたのでホームセンターで種まき用の容器を購入し、先日蒔きました。今年は何か楽しみが増えたようで少々ワクワク。
投稿: 週末菜園人 | 2011年2月11日 (金) 10時37分
週末菜園人さん>
最近では家庭菜園を楽しまれる方が大変増えたようで、左下の方にある『検索フレーズランキング』でも突出して育苗器に関する検索が多いようです。 中にはブログを見て作りましたとご丁寧にメールで知らせてくれた方もありましたよ。(笑
鶴首カボチャは3月10日前後に種蒔きをされてみてください。
樹勢が強いカボチャですので元肥は少し多めにおかれると良いと思います。
ツタンカーメンの豌豆を蒔かれたようですが暖地では冬蒔きの方が良かったと思います。 我が家のものは現在30cm位の大きさになっております。
尚、この豆は豆ご飯にするには面白いのですが、鶯豆には皮が固く冷める皮が皺々になってとても食べられたものではありませんのでご注意くださいね。
投稿: waka3 | 2011年2月11日 (金) 11時33分
育苗器に発泡スチロールの保温性は適しているし採光のためにアクリル板を取り入れたことは、更に育苗器の進化した発明として大いにヒットすると思います。
鶴首カボチャに、もし難があるとしたらどんな点ですか。改良したものとして当地に南部一郎というカボチャが出回っています。この命名は御当地政治家からのようですが(笑)去年、戴いたものを食してはみたのですがイマイチだったものですから・・・
投稿: kimama | 2011年2月14日 (月) 11時45分
kimamaさん>
育苗器は今年で3年目、発泡スチロールは長年屋外放置などをすると劣化してきますが、今のところ作った時と同じ状態でかなり長く使えそうです。
早速『南部一郎』を検索してみましたが、形は鶴首カボチャと全く同じような姿をしていますね。
記事の中では黒緑色をしたものと橙色のものと2種類紹介されていましたが、橙色を紹介されている方は黒緑色のものでは未完熟でダメですよと紹介されていますが、鶴首カボチャも全く同様で美味しくありません。
私も過去に色々と検索した限りでは、これらの日本カボチャ品種のものは淡い緑色→黒緑色→橙色と変化しこの時点で完熟といわれているようで、私の手掛けている三毛門カボチャや鶴首カボチャも全くその通りです。
それに日本カボチャ品種は多分普通の煮付けようとしてはあまり使用されていないようで、この理由はそれ程おいしくないことからではないかと思います。
何といってもスープに限るのではないでしょうか。
投稿: waka3 | 2011年2月14日 (月) 16時12分
私も、蒔きました。
頂戴しました「スタピストマト」も、蒔いた種は100%揃って発芽しました。
有り難う御座いました。
投稿: 菜園ブログ | 2011年2月18日 (金) 18時20分