さて、畑仕事を頑張らねば・・・
今迄に殆ど病気をしたことのない義父が軽度の腎盂炎で7月30日に入院し、その後快復の兆しが見えはじめた矢先に誤嚥性肺炎を併発し、10日ほど前から日に日に体力が落ちはじめ、とうとう快復することもなく帰らぬ人となってしまった。
私など足元にも及ばないほど真面目で誠実な人柄で、私とはとても気が合ってよく酒を飲み交わしたもので、最近では90歳までは何としても生きたいと言い続け、その誕生日を迎えた3日後に亡くなったことが、せめてもの慰めであったように思われます。
入院後は入院先への交通の便ががやや悪いこともあって義母と家内の送迎等で、8月末からは玉葱の種蒔きや長葱の植付けの他、大根や白菜、キャベツ、人参の種蒔きは時を見計らって済ませてありましたが、今月に入ってからは何かと慌ただしくなって本格的に菜園に手をつけることも出来ないほどでしたが、葬儀も終えてやっと平生に戻ることが出来ました。
寝不足などで2日間ほど畑仕事はまったくその気にもなれませんでしたが、今日から鍬を持って先ず手はじめに、あっという間に伸びはじめた大根の間引きと畝の土寄せをはじめとして、長葱の最初の追肥(醗酵鶏糞と化成肥料)と土寄せ(高畝ではなく平坦にする程度)をしました。
次に植付け時期が20日過ぎにと言われていたニンニクを既に畝作りは済ませてありましたので、植付けのためにニンニクの鱗茎を一つずつに分けたところ平戸ニンニクは67片もありました。 このためジャンボニンニク(無臭ニンニク)は少し控えて8片に止めておきました。
植付けは2条植えで株間を12cm程にして三角ホーの柄の先端を利用して簡単な深さを一定にするための細工をしてみましたが、とても良い具合に鱗片を埋める穴を開けることがができ、とても作業がはかどりました。
キャベツと白菜の苗も充分定植できる大きさになってきましたのでこれも定植をすることにしました。 この時期でもあちらこちらにモンシロチョウが飛びかうのが見え、定植している時にも近くに待ってきていましたので、しっかり防虫ネットをかけてガードをしておきました。
その後出掛ける用事が出来ましたので、白菜の定植は明日に回して今日はこれを最後の仕事としました。
今日の収穫
朝畑を見回って何種類かの収穫が出来ました。
2度目に植えたトマトもほぼ終盤を迎え残り僅かになり、茗荷はこれが最後の収穫となりました。
秋茄子のために剪定をしておいた長茄子はこれが初めての収穫で、もう一つの茄子「千両2号」も数日後からの収穫が出来そうです。 胡瓜は最後に残ったピクルス用の1本だけがいまだに元気で、最近はこれを生食としていただくのが結構楽しみとなっています。 ピーマンはいまだに捨てるほどの収穫が出来、万願寺とうがらしも相変わらず元気で、どちらもそこここに花も見られてまだまだ当分は収穫が出来そうです。 人参も今が収穫の最盛期です。
イチジクは既に70個ほどの収穫をしましたが、 売られているものと違って完全に熟してから収穫をしていることから、昨日収穫し冷蔵庫で冷やしたものを食べましたが、中もしっかり熟れていて外皮もとても軟らかく残すところなく全て食べることが出来、甘さも糖度計で測定したところ18.1℃と充分なものでした。
この他にはそろそろ晩生の枝豆も収穫が出来る頃合いになってきました。
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コメント
義父さんに合掌、、、、、、90歳まで頑張ったね、、、
くんぱんの婆さんも、91歳、この連休で点滴も受けられず、自分で歩くことも出来なくなってしまった。
下の方の感覚も無くなって、女房と一緒に悪戦苦闘です。看護の申請を出しましたけど、やはり、連休で遅れています。息子(病院で看護士)の話だと、見るほうも大変だけど、見られる方がもっと大変だと。
箕輪の畑の画像が届き、拡大して見ると想像していたとおり草が一面、サツマイモの葉を捜すのに、、、
ヤ-コン、サトイモ、ウコンはわかりました。
waka3さん、ウコン、写真で見る限り、背丈が60センチくらです、大丈夫ですか?
ニンニクの植え付け方法、わかりやすく説明されて、これ、お気に入りに追加します。
イチジク大好きです、それも、熟したものです。(ザクロも)くんぱんの時代は食うもの無くて。
投稿: くんぱん | 2009年9月24日 (木) 05時57分
くんぱんさん>
矢張りお母様の具合があまりよろしくないようですが、快方に向かわれることを念じております。
この様な状態では無論箕輪の方へ出向くこともままならず、雑草の勢いにおされこの時期はこぼれ種がはじく季節でもありますので、この先がちょっと思いやられますが、致し方のないことですね。
ウコンの栽培は2年程前に止めてしまいましたが、草丈は通常なら1.2m前後にはなります。
草丈は60cm位ということですとやや生育不足のように思われますが、秋ウコンですとそろそろ花も終わりがけのころですが、ウコンの花が見えられるようですか?
新しい塊茎が出きていれば来年に期待といったところでしょうか。
投稿: waka3 | 2009年9月24日 (木) 09時21分
お義父さま ご逝去のこと ご冥福をお祈り申し上げます。
ニンニクの植え穴ツール、早速真似させて頂きます、御認可のほどお願いします。
ところで マルチは張らないのでしょうか?
私も「無臭ジャンボニンニク」を2球 貰いました。「ホワイト6片」と同じ頃(10月中頃)に植えようと思っていましたが、早く植えた方がよろしい でしょうか?
ピクルス胡瓜はまだ穫れているようですね、始めは なかなか実が着かなかった様に記憶していますが、ライフが長いのですね。
投稿: 菜園ブログ | 2009年9月24日 (木) 21時28分
しばらく更新されないので、お忙しいシルバーウィークなのだろうと思っておりましたが、ご愁傷様でした。
私も腎盂炎で40℃からの高熱を出し入院したことがあるので、ビックリしましたが、ご高齢で誤嚥性肺炎とはお気の毒な事でした。義父様のご冥福をお祈り申し上げます。
植え付け用ツールのアイディアに感心いたしました。常に工夫しての実践を見習わなくてはと思います。茄子はまだまだイケますね♪凄いです。
我が家のイチジクは、まだ青い状態なのですが熟しきれないかも??と思い始めています。
投稿: kimama | 2009年9月24日 (木) 23時23分
菜園ブログさん>
お悔やみのご挨拶ありがとうございました。
ニンニクは生育促進と雑草抑制のために黒マルチは良いのではないかと思いますが、例年使用したことはありません。
ほぼ定間隔に植付けをしてありますので、芽の出始めに土が割れてきた頃にやってみるのも良かろうと感じました。
ジャンボニンニクは早生種か晩生種かも判らないので、昨年も平戸ニンニクと同じ時期に植えましたが、収穫までの期間は矢張りジャンボなこともあってでしょうか平戸ニンニクよりも1ヶ月以上も遅かったように思いました。
ピクルス胡瓜は矢張り2回目のものですが、現在とても元気でどうやらこの時期に適しているような感じがします。
但し、雌花の付き具合については以前と同じようでそれ程良いとはいえないようです。
投稿: waka3 | 2009年9月25日 (金) 08時09分
kimamaさん>
お悔やみのご挨拶ありがとうございます。
茄子は花がたくさん見えはじめておりますので、例年のように10月末頃までは充分収穫出来るのではないかと思っております。
前に長野のosuzuさんも言っておられましたが、折角大きくなりはじめたイチジクの実が最後まで大きくなることもなく熟しもしなかったとのことでしたが、こちらでも10月を過ぎる頃には夏の時期の数倍の期間を必要としますので矢張り冷涼地では中々難しいのでしょうか。
投稿: waka3 | 2009年9月25日 (金) 08時18分
義父様のご冥福をお祈りいたします。
ご家族の皆様の悲しみには、言葉もありませんが90歳生涯には大きな教訓を残されたことでしょう。
投稿: tenmanky | 2009年9月25日 (金) 20時13分
23日は墓参りにゆきました。私の里付近はイチジクの産地で福岡県で品種改良した「とよつひめ」という品種が昨年から売りだされました。
私は子どもころから、イチジクは好物でした。というのも果物はイチジクしかない時代でした。今回も道の駅でまずはイチジクを見ていたと妻は言う。ふるさとの味なのねでした。
沢山買ってきた仏壇に供えていましたら、妹と家族とその子供が来ましたので、たべさせましたら、イチジクは始めて食べると喜んで食べていました。
でも18.1度もあるのですね。「とよつひめ」の糖度を測らずに甘い甘い食べてしましました。
投稿: tenmanky | 2009年9月25日 (金) 20時28分
tenmankyさん>
お悔やみのお言葉ありがとうございます。
我家のイチジクはごく一般的な「桝井ドーフィン」という品種ですが、イチジクは常温ですと傷みが早いために売られているものは少し早めに収穫されますが、我家ではイチジクが枝から落ちそうになる寸前まで待って、収穫後半日~一日程そのままにして外皮が軟らかくなってから無論無農薬ですので丸ごと食べております。
投稿: waka3 | 2009年9月26日 (土) 06時25分
お義父様のご冥福をお祈りします。
大変でしたね。私も95才の姑を介護しているのでその心労、人によって違いはあるでしょうがよく分かります。
大根、立派ですね。虫よけはどうしておられますか?
私はこれで2回蒔きましたが、一回目のは虫と暑さでちょっと元気がありません。オルトランを使うのと抜き菜用に全く農薬を使わないの分けて作っていますが。
投稿: 山椒の実 | 2009年9月26日 (土) 20時13分
山椒の実さん>
私も6年前に100歳の母を送りましたが、皆様同様に夫々にお年寄りを抱え老々介護ということを痛切に感じるようになりました。
大根は発芽後にシンクイムシ(ハイマダラノメイガの幼虫)にやられますが、ネット掛けなどをしても回避が難しいので幼苗の時期だけ特に注意しながら殺虫剤を使用するようにしております。
大根の栽培用の種は結構値段が高く、抜き菜を作られるようでしたら抜き菜用の安い価格のものが種苗店に行くと売られていますので、そちらを購入してバラ蒔き栽培をされるとよろしいかと思います。
投稿: waka3 | 2009年9月27日 (日) 00時57分