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2009年1月16日 (金)

蕎麦処めぐり

正月腹ということで、ややもたれ気味ということもあってでしょうか、このところ麺類といても特に蕎麦に食指が動きます。
私の住んでいる市内にも私好みの幾つかの美味しい蕎麦を食べさせる店はありますが、浜松近郊または近在のさほど遠くない場所で何等か特徴があって、その上美味しい蕎麦を食べさせるといった店がないだろうかと、正月早々から訊ねたり調べていたところ幾つかの面白そうな店を探し当てていましたので、正月の松の内も明けぬ7日から早速食べ歩きに出かけてみました。

百古里庵(すがりあん)  1月7日   自宅から32Km、約45分

百古里庵は、現在は浜松市となった旧天竜市横川にあって、090107soba1国道362号線から更に曲がりくねった090107soba2幹線道路ではない道を1Km程も進んだ山合いに入った、俗世界とは切り離されたようなひっそりした場所にありました。
ここは昔の旧家をこのお店のご主人が数年前に買い取って、今のお店として始められたということですが、中に入ると昔の民家のままの姿が残されていました。
090107soba3この寒い時期ではありますが何と言ってもそばは笊蕎麦ということで、メニューの中から私がを二八の天せいろ、家内が十割のとろろせいろを注文しました。
二八蕎麦の方は比較的美味しくいただけましたが、十割蕎麦の方はビックリするほどの太さで、蕎麦は人夫々に好みに差がありますが、腰が強いというよりもやや硬めでボソボソっとした感じの蕎麦で、私も少し食べてみましたが十割蕎麦の好きな家内にもやや不評だったようでした。  ご亭主失礼 <(_ _)>
ここでは蕎麦以外にも季節のものをあしらった料理が幾つか経木(きょうぎ)に書かれていましたが、次回出掛ける機会でもあれば試して見たいと思います。

花咲乃庄(はなさかのしょう)  1月11日   自宅から20Km、約30分

江戸後期、造り酒屋として栄えた庄屋屋敷ということで、090111soba1まだ正月飾りも残された立派な門構えで門口をくぐると流石に昔の090111soba2庄屋屋敷らしく正面に立派な佇まいの母屋のそば茶屋「一貫」があり、家の廻りには大きな蔵が3つほど残されていて、この中には江戸後期、天保の時代以降大箸家に伝わる品の数々が展示(入館料500円)されているとのことでした。
玄関を入ると直ぐの場所は、百古里庵と同じように座敷に座卓が並べられており、090111soba3 更にその奥の方の部屋には今風に改築されたテーブル式の部屋に通されましたが、ここから見る池のある庭園はこの時期では背の低い山茶花の花しか見ることは出来ませんでしたが、時期がくれば菖蒲であろうものの他に しだれ梅が十数本見られましたので、素晴らしい光景を見ることができそうです。
090111soba4ここの蕎麦は一九蕎麦ということで、ここではかなり腹も空いていましたので天せいろの大盛を注文しました。(笑
やや甘めの蕎麦つゆで私としてはもう少しピリッとした方が好みですが、麺のつなぎは一九蕎麦とは思えないほど滑らかで、麺はどちらかというと細目で腰もしっかりして大変美味しくいただけました。
090111soba5勘定を済ませたところ、この母屋の2階に食事をした場合には無料で見せて貰えるという多目的がラリーが常設されていて、1月7日から2月2日の期間の限定でNHKの大河ドラマ「篤姫」ゆかりの諸侯墨蹟展ということで、徳川斎昭・西郷隆盛・山岡鉄舟・伊藤博文・三条実美・福沢諭吉等々が書き残したという書が十数点展示されておりました。
今回は蔵の中に展示されているという内蔵ギャラリーの観覧はしてきませんでしたが、食事だけでなくここではこんな楽しみ方もできるようです。
この日は休日でもあったことからでしょうか、かなり多くの客席があるようですが、ほぼ満席状態で中々の賑わいでした。

百々や(ももや)  1月16日   自宅から24Km、約35分

090116soba1今回出掛けた先はチョット珍しい場所で、天竜浜名湖鉄道090116soba2今は無人駅となった遠江一宮の駅舎がそのまま残された中に蕎麦処としての改築をしてお店が開かれていました。
駅舎の中に入るとそこには切符売り場も改090116soba3札口もなく、 目の前に飛び込んできたのは笊蕎麦「百々や」の暖簾の下がったお店の入口だけでした。  中には4人席が2つと6人席が1つとあまり広くもない店内で、昼少し前に入りましたが若い3人組の女性客が既に先客として既に食事をしていました。
090116soba4更にここでびっくりしたことは何とシンプルなことか、メニューはもりそばのみで甘皮を含んだ黒めの田舎蕎麦と甘皮を含まない白めなざる蕎麦の2種類だけでしたが、ためらわずに田舎蕎麦を注文しました。
090116soba5そして出てきた蕎麦は一般的な蕎麦の太さよりもやや太めな麺といったところでした。  ここで気に入ったのは薬味の中にピリッと辛味のある赤大根の摩り下ろしたものが刻み葱と一緒に出されましたが、またひと味違った美味しさが楽しめました。
蕎麦は二八蕎麦で店に隣接した製粉所でその日使用する分だけを石臼で製粉し、丁寧な作りがされているらしく美味しい蕎麦に仕上がっておりました。
ここでは蕎麦がなくなり次第終了(50食程度)するということらしく、私たちが食べている間にも数組の客が来店してきましたが、無人駅ということからも推して知るべしかと思いますが、後から来た人たちも私たち同様に車で出掛けてきた人たちのようでしたが、それにしても平日でしたがそれなりの賑わいのようです。
ちなみに私達の前に店を出た3人組の女性客は、次の電車に乗ってどこかに行楽で向う人達だったようで、駅のホームの陽だまりで談笑しておりました。

さて次は、どこを開拓しようかな・・・、(笑

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コメント

私も偶然に先ほど蕎麦を食べてきました。
上熊本駅の近くの「ふくなが」という店というか、普通の民家で幌加内産そば粉を使ったものを試してきたのですが、なかなか美味しゅうございました。そちらから800kmほどあると思いますが、高速料金が1000円になったらいかがでしょう?(笑)

投稿: cityde | 2009年1月17日 (土) 13時29分

あら?年明けから蕎麦三昧してたんですか~?(^o^)・・百古里庵さんの、その部屋の右のガラス入りの障子戸懐かしい♪・実家の明治婆が居た頃の奥座敷の後景です・障子張り手伝った記憶が?邪魔したか?(^^ゞ向う側の横梁も・その上壁の中間に細工があったな~・あ~ぁいいものを見せて貰いましたm(__)m・・ホント!太そう(@_@;)・・aiの好みは、花咲乃庄さんの、天蕎麦の麺がいいですね~何か?とても繊細♪。。良く見たら~毎週出かけてたんじゃないですか?(羨めしい)笑

投稿: ai | 2009年1月17日 (土) 13時54分

こんにちは、くんぱんです。
wakaさんも蕎麦だ-いすきですか、車で35キロも走って。自分も蕎麦好きです、味より、腹一杯食べたがる方です。箕輪の赤蕎麦も食べましたが、普通の大盛り蕎麦2杯食べたほうが良かったかも?箕輪に居るときは、昼食はそば、夕食はそばの時もあります。なんせ、簡単で、おかずも要らないので。それに、薬味は、畑に有るし。乾燥麺ですから、賞味期限が長くあるし、一食240グラム茹でます。女房と外食しても、蕎麦屋かラ-メン屋に入ります。女房は、三食、寿司でも良いとか。
所帯持って、すし屋に入ったのが、2~3回位です。

投稿: くんぱん | 2009年1月17日 (土) 15時36分

 蕎麦行脚を大変面白く拝見しました。
 最近は 蕎麦屋さんのイメージも 変わって来ましたね、味とメニュウ以外に何か+αを提供する店がもててる様ですね。
 うちの辺りでは、古くからのお蕎麦屋さんは、代替わり毎に店仕舞されて淋しくなります。
 ところで、これらのお店は ネットで探されたのですか?

投稿: 菜園ブログ | 2009年1月17日 (土) 17時24分

citydeさん>
当地の蕎麦屋さんでは殆どの店が長野産の蕎麦を使用しているようですが、「百々や」の蕎麦は北海道産のそば粉も使用しているようでした。
高速料金が1000円になってくれる頃には、きっと九州まで走っていく体力の余力なくなってきそうですよ。(笑

投稿: waka3 | 2009年1月17日 (土) 21時31分

aiさん>
正月腹のメタボ対策で昼飯は我家でも結構麺類を多用しております。
お陰さまで日常の運動とも合わせて、このところ安定して2Kgくらい体重が下がりました。(笑

百古里庵も花咲乃庄も蕎麦だけでなく建物や周りの景色にも風情があって、美味しさが一層増してくる感じですね。
仰られる通り花咲乃庄の蕎麦は結構咽喉越しの良い蕎麦でした。
しだれ梅の咲く頃に再び出かけたいと思っております。

投稿: waka3 | 2009年1月17日 (土) 21時43分

くんぱんさん>
箕輪町のそば処留美庵には2回ほど出掛けたことがあります。
信州方面にはツーリングで良く出掛けますが、昼食には殆どといって良いほど蕎麦を食べますが、そちらでは私の好きな蕎麦屋さんは国道153号線沿いで下伊那郡の阿智村にあるそば処「おにひら」(旧おんびら)という店の蕎麦が好きで、店が開いている限りこの前を通る時は素通りしたことは殆どありません。(笑
結構店仕舞いが早いのが欠点ですが・・・。

5月には信州の温泉と蕎麦喰いの日帰りツーリングと銘うって、仲間7~8人と一緒に駒ヶ根高原に行くことが決まりました。

投稿: waka3 | 2009年1月17日 (土) 22時10分

菜園ブログさん>
市内にも結構蕎麦屋さんは多いのですが、少し変わった店を探し歩いてみました。
百古里庵は以前にTVで紹介されていたのを思い出してネットで検索をして場所を見つけましたが、それ以外はテニス仲間が知っていたのを聞いて、最近では電話番号か住所が判ればカーナビが簡単に誘導してくれますので、それで出掛けてきました。

もっとも私好みの蕎麦屋さんは市内にありますので、お店で不自由することはありませんが、やはり+αというのもたまには良いものですね。

投稿: waka3 | 2009年1月17日 (土) 22時23分

新年早々から羨ましい蕎麦処めぐりですね。
もし、近くなら二番目の花咲乃庄に是非入ってみたいもです。細めの一九蕎麦が美味しそうですし諸侯墨蹟展をみたいです。自筆なんて、なかなかお目にかかれませんから・・・佇まいも、ちょっと実家を思わせて、ケヤキの梁も魅力的です。
蕎麦は大好物ですが、満足のいく店はそうはありませんよね(゚ー゚)

投稿: kimama | 2009年1月20日 (火) 16時15分

kimamaさん>
花咲乃庄の2階にある多目的ギャラリーは無料で、2月4日以降からお節句の期間中は豪華な「つるし雛」がまつられるようで、この頃にはしだれ梅も満開になることでしょうから、蕎麦も美味しかったので再び出かける予定をしています。

こんな蕎麦処が比較的近くにありながら、今まで知らずに初めての経験でした。

投稿: waka3 | 2009年1月20日 (火) 17時47分

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