牛糞堆肥
今回も枯葉だ、堆肥だ、牛糞だの話題です。(笑前回(12月1日)のブログで堆肥作りに触れましたが、
この時に19袋の枯葉を集め昨年までですと10~12袋くらいで堆肥場が一杯になりましたので、5袋は夏野菜のために休耕としている畑のうちの20坪ほどに管理機を使って耕運をしました。
しかし枯葉だけでは、幾ら暖地で夏野菜の定植時期の前までに、3~4回の土壌の切り返しをしたところで、全ての枯葉が完全に腐葉土化することは難しく、このままではあまり良い影響を与えることもないことから、前回牛糞堆肥が軽トラ一杯を1000円で購入できることが判ったので、土壌の中で枯葉と共に有効微生物が少しでも活発に活動ができる?ように早速出掛けて購入してきました。
昨年までですと集めてきた枯葉を全て最初に堆肥用に使用することもなかったので、最初の堆肥場への枯葉積み込みの前に畑に5袋を混和(耕運)してしまい、積み込んだ枯葉の量が少なかったこともありますが、枯葉集荷時に水分をしっかり含んでいて堆肥場でしっかり落ち着いていたと思っていましたが、 僅かい週間ほどの間に上手く醗酵が進んだのか、
堆肥場の上部から約30cm近くも高さが下がりましたので、補充用に3日前に更に6袋を掻き集めておきましたので、昨日一回目の切り返しをすると同時に枯葉5袋と購入してきた牛糞堆肥をたっぷり混和しながら補充をしました。
今回の切り返しの時点で温度を測定したところ56℃まで温度が下がっていましたが、通常では醗酵が始まって温度が通常では70℃近くまで上がりますが、時間が経つにつれて温度が下がってくるのは、温度の上昇に伴い中の酸素がなくなって醗酵活動が鈍くなることが原因で、2週間もすると更に温度が下がってきますので、温度が下がってきた頃を見計らって切り返しを行い、酸素を補充することによって再度温度の上昇が始まることから、この作業はこの後も数回実施することになります。堆肥の切り返しと補充が終わってから、
余った牛糞堆肥は前回枯葉を混和しておいた 場所に地面が見えなくなるほど全てバラ撒いてから管理機で再び混和しておきましたが、一回目に枯葉を混和した時よりも僅か一週間程ですが、枯葉に随分水分が含まれていたこともあって枯葉が土に馴染んできたように思います。
これで夏野菜の定植時期までに数回の混和をすることで枯葉との相乗で少しでも体力のついた畑となってくれると良いのですが・・・。
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コメント
凄いですね。切り返しの回数が、より醗酵を促すのですか。結構重労働でしょう。どうぞ腰痛に気を付けてくださいませ。
来年の畑は素晴らしい土になって更に立派な野菜が採れることと思います。
投稿: kimama | 2008年12月10日 (水) 17時43分
kimamaさん>
堆肥場の枠の高さは70cmほどありますが、積み込んだ枯葉を完全に天地換えすることまでは出来ませんが、概ね半分以上の深さのところまで切り返しをしますとまた良い状態に戻って醗酵が始まりますので、下の方はそのままでも充分に堆肥化が進んでくれます。
一回あたりの切り返しはせいぜい15~20分くらいで終わりますので、この時期としてはほんのり汗ばむ程度で良い運動になります。(笑
今回は牛糞堆肥もふんだんに使用して作りましたので、この効果は期待をしたいと思っております。
投稿: waka3 | 2008年12月10日 (水) 20時54分
牛糞堆肥は安くて 効果抜群の様ですね、10日で70℃まで上がって切り返し、後3回切り返すと 年内に出来上がりますよ。 私はまだ、堆肥枠を作っている段階です、春が来ちゃうんじゃないか?心配です。
投稿: 菜園ブログ | 2008年12月10日 (水) 23時19分
菜園ブログさん>
一昨日切り返しをした時に僅か10日足らずでしたが、中からは醗酵が進んで随分黒ずんだ枯葉が出てきました。
仰られるようにまめに切り返しをすることによって、かなり早い時期に枯葉堆肥ができるかも知れませんね。
堆肥枠作りがまだのようですね。 どうぞお急ぎください。(笑
投稿: waka3 | 2008年12月10日 (水) 23時53分
しばらくです。
寒暖が大きいこの頃です。落ち葉、牛フンたい肥つくりですね。よいものができわけですね。
私は有機質土壌改良は、今まで「テンポロン」という50年位販売されている政令土壌改良材を使っています。
普通のたい肥に比べて20~40倍位の改良価値があるのです。
でも、近くに畜産農家があり、牛フンたい肥を販売しているのでテストを始めました。これは10年前に宮崎県でたい肥つくりに参画した折にこのた堆肥(杉皮の牛フンたい肥)の完成品のみでトマトを栽培しましたが大変良くできましたので地元に協力する考えで始めました。
12月1日からですが使うのは3月下旬ころです。現在、プロの農家がやっている袋栽培を安くする方法を開拓するためです。ブログに紹介しています。トマトも袋栽培は検索で出てきますので参考にしてください。
投稿: tenmanky | 2008年12月11日 (木) 07時59分
下記で見れますのでお知らせします・また、検索は「トマト袋栽培」で専門的な分野が見れます。
http://www.affrc.go.jp/ja/research/seika/data_kanto/h16/06/16_06_13
投稿: tenmanky | 2008年12月11日 (木) 08時09分
tenmankyさん>
このところ大分寒さが増してきましたが、昨日は温度計が21℃まで上がって10月初めの陽気で、どうやら今日もかなり気温が上がりそうです。
私も土壌改良には自前堆肥を作り始めた頃に出会った有機質肥料の「オールベストC」というのが格安にて入手できますので、自前堆肥と一緒に土壌混和しながら使用しておりますが、お陰さまで比較的に良い結果が得られているように思います。
トマトの袋栽培はこちらでも最近になって「バック栽培」として実際に取り入れられてきているようですね。
↓
http://www.orange.ne.jp/~hiryo/uma_yasai/tomato_02.html
私のところから近くの場所ですので、私も来年は1袋購入してどんなに美味しいものが出来るのか、試しにやってみようと思っております。(笑
投稿: waka3 | 2008年12月11日 (木) 10時03分
訪問頂き、ありがとうございます。
私の方に返事を書きましたがこちらにもコーピーします。
新しいものに興味があり、何でもやってみるのです。
今日は午後から30年前の中国旅行(訪中団)写真をスキャンしています。パソコンも、もう27年位前から取り掛かりました。私はいかに利用するかだけですがね。
ハーモニーW菌をたい肥つくりに使うのには、水で1万倍位に薄めてかけてください。量が多くても問題はありません。
私の方は今回は1万倍の見当で加えています。
投稿: tenmanky | 2008年12月11日 (木) 20時10分
tenmankyさん>
ありがとうございます。
先日実施しました切り替えしで、かなり醗酵温度が上がってきておりますので、次回の切り返しの際に5000倍くらいで実施してみようと思います。
投稿: waka3 | 2008年12月11日 (木) 20時30分
牛糞堆肥のありがたさは体験済みです。(笑)
山の家では野菜作りを始めた時期が遅すぎたのですが、それにしても収穫期にはガッカリさせられまして、土の大事さを思い知らされたものです。おまけにサルにも芋を盗まれてしまいましたし…
投稿: cityde | 2008年12月12日 (金) 13時43分
citydeさん>
あちらこちらと海外にお出掛けになられているようで、農作物を作っていると手が掛けられなくなるのは致命傷ですね。
またまた国外への脱出?を試みられているようですが、円高と地域によっては現地通貨安が旅行に弾みをかけますね。(笑
投稿: waka3 | 2008年12月12日 (金) 21時41分