三代目 堆肥場
昨年作った枯葉堆肥も全て使い果たして、今年も枯葉集めの時期になってきましたが、7年前に作った堆肥場が長年の風雨に耐えてきたきましたが、今年も堆肥作りにはいよいよ堪えられなくなってきました。
今回も菜園仲間のSさんから堆肥場作りのための木材を頂くことが出来ましたので、早速堆肥場作りに取り掛かりました。
材料は夫々の板に凹凸の加工のしてある組み板になっていますので、電動の丸ノコで必要な大きさに切ることによって、後は簡単に組み立てることが出来ます。 組み付けが出きれば固定用の板を両端に打ち付け、 表側には腐食防止剤入りの塗料を塗って、裏側の堆肥を作る側に板の腐食を防ぐためにポリカーボネード系の波板トタンを打ち付けますが、これはなんと7年前に作ったものが再利用できました。
この結果、前回は4500円ほど掛かりましたが、今回は水性ガーデニング塗料1400円のみで、大変格安な堆肥場が出来上がりました。
四方の側板が完成すれば、後は古い堆肥場の側板を撤去して組み上げるだけで完成となります。
昨日6時間ほどで板取と組み付け、塗装までを完成させておきましたが、今日は午後から雨の予想でしたので大急ぎで支柱への組立をして完成をさせました。
今回の材料は前回のものと違って板厚も20mmと前回のものより5mmも厚くなりましたので、素晴らしく頑丈な堆肥場に仕上がりましたので、これで私が元気に野菜作りをしている間は充分に堪えられるものと思っております。(笑
さて、これで堆肥場の準備も整いましたので、明日からは天気も回復するとのことですから、暖かな日を選んでのんびり温泉にでも入りながら、堆肥作りのための枯葉集めに出掛けようと思います。
三毛門カボチャの撤収
9月29日に 三毛門カボチャ Final の書き込みをして以来、まさかこれから2ヶ月も生き長らえて、8ヶ月半もの間緑色の葉を蓄え続るとは思ってもおらず、三毛門カボチャについての書込みすることはないと思っていましたが、三毛門カボチャ君の頑張りを称えるために再度の書き込みをすることにしました。(笑
3月11日に播種をした既に8ヶ月半もの長い間実を育て続けてきましたが、 ここにきて日中10℃ほど近くまで気温の下がる陽気が数日続きましたので、これ以上は生り続けていたカボチャの成長も見られないことから、蔓の撤去をすることにしました。
2ヶ月前に観察した以降に、葉の陰に隠れていたものもあって、着果していたものの数が増えていて、今回の撤収までに僅か1本のみの苗から9個の収穫を終えていましたが、今回の撤収で更に6個のカボチャを収穫しました。
しかし、この三毛門カボチャは以前にも書きましたが、最初は緑色をしていますが、完熟する時点では淡い橙色に変わっていきます。
完熟していない緑色がかったものは苦味もあり旨味も少ないことから、写真の左側2個は破棄してしまい、僅かに緑色の見えるものも含めて4個の収穫出来たことになりますので、通算では13個の収穫となりました。
家内からの作り過ぎのイエローカードが出ていましたので、途中での人工交配をやめてしまいましたが、 そのまま継続して人工交配と追肥管理をしていればおれば、裕に20個近くはいったのではないでしょうか。
写真右は4日前に作った三毛門カボチャペーストとスープですが、 これだけの色をした完熟カボチャにやっと出会いました。 残り6個のカボチャでこれから年明けまでゆっくり楽しむことができそうです。
タイの長茄子も先日とうとう撤収してしまいましたが、これよりも長く育ち続けてきた三毛門カボチャに乾杯です。
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コメント
私が住んで暮らせそうな、立派な堆肥置き場が出来ましたね!
さすがwaka3だけあって、ニスを塗っての丁寧なつくりに感心しました。
三毛門カボチャは丈夫そうですね!8ヶ月もの長い期間なり続けたんですねぇ!
受粉をしていたこともあるでしょうが、1本から13個と言う数にも驚きました!
人工授粉しなければやはりそれなりの少ない出来になるんでしょうか?我が家では孫を保育園に送っていってからでないと菜園に行かれないので、早朝の受粉は出来ないのでねぇ。
投稿: osuzu | 2008年11月25日 (火) 08時51分
osuzuさん>
堆肥はそれ程高価なものではありませんが、それでも多量に使用するとなると費用も馬鹿にはなりませんので、またまた堆肥場を作ってしまいました。(笑
塗装はニスだけでは耐食性に劣りますので、ガーデニング用の水性塗料を使用しましたが、これだけで随分違いが出てくるようです。
カボチャはスイカなどと違って雄花の花粉の寿命がかなり長めですので、よほど高温か雨に当らない限り10時過ぎでも受粉することは可能かと思いますので是非試してみて下さい。
今年三毛門カボチャに出合ってカボチャスープの本当の美味しさを知りました。
煮カボチャとしてはあまり美味しいとは思いませんが、カボチャスープをお作りになるようでしたら種をお送り致しますよ。
投稿: waka3 | 2008年11月25日 (火) 09時37分
これぞカボチャというように外観も主張していて、三毛門は凄いですね。我が家は煮て食べることが多いのですが、それに合わないということは水分が多いのでしょうか。
立派な堆肥置場にも感心いたします。前の材料が使えるというのは嬉しいですね。
我が家は落ち葉に囲まれていますので、掃いて送りたいくらいです(笑)針葉樹と広葉樹が3:7位で混じったものがいいらしいですね。
投稿: kimama | 2008年11月25日 (火) 15時07分
立派な堆肥場ですね、ほんとに末代物です。 私も、昨年までの堆肥枠が腐食で酷くなったので廃棄しました、今年は新築する必要があります。
waka3さんに比べると 作る量が桁違いに少ないので、枠と屋根だけあればいいのですが、写真を拝見して いろいろ参考になりました。
2〜3お尋ねします。
トタンの浪板は、腐食でぼろぼろになりませんか?この枠の内に、ブルーシートで包んで 醗酵されるのでしょうか?
次に、底と屋根はどうなさっておられるのでしょうか?
三毛門カボチャの生命力は 驚異的ですね、瓜類でも この低温まで持つとは認識を改めました。
三毛門カボチャを台木にして、胡瓜の接ぎ木が出来ないでしょうか?
今頃まで収穫出来る胡瓜があるといいのですが、新品種を夢見ています。
投稿: 菜園ブログ | 2008年11月25日 (火) 18時19分
kimamaさん>
日本カボチャである三毛門カボチャは、この辺の言葉で「みるい」といいますが、完熟した状態でも何故かしっかりと煮カボチャとしての主張がないように思います。
どうやらこれは日本カボチャ全般にいえるようですね。
我家にはフードプロセッサーがありませんので普通のミキサーを使っておりますが、西洋カボチャですと煮汁を少し加えませんとミキサーが回転してくれませんが、三毛門カボチャの場合には何の問題もなく簡単にミキシングができます。
言われるように水分気が多いのかもしれませんね。
落ち葉集めは少し遠くまで出稼ぎをしませんと入手することが出来ませんが、最近ではこの時期の年中行事で、ついでに温泉に浸かって遊んでくることにしております。(笑
投稿: waka3 | 2008年11月25日 (火) 20時39分
みけかどカボチャはすごい生命力ですね。同じく、鶴首カボチャも同じです。昔の品種は生命力が強いようです。先日、早い霜(20日)がありましたので葉が黒くなり枯れましたがそれまで花は咲き、実は大きくなっていました。
みけかどカボチャのスープですがペーストで14.9度でした。香りも強くカボチャを感じる味でした。ブログにアップしています。次は若松さんのカボチャを食べてみます。
まだ、カボチャが20kg以上はありますので時間を見て、また、ペーストを作ります。
投稿: tenmanky | 2008年11月25日 (火) 20時43分
菜園ブログさん>
ありがとうございます。 今回は頑強な材料の入手も出来自信作の堆肥場が出来ました。
波板トタンはブリキ製のものですと多分醗酵時に出るガスなどの影響で腐食も早まるのではないかと思いますが、私はポリカーボネード系の波板トタンを使用しましたが、7年前に作った時に使用したものが、多分再利用は出来ないものと思っていましたが、板の方は地面に近い部分はボロボロになってきておりましたが、驚いたことにはそれ程の劣化をしておりませんでしたので今回再利用ができました。
堆肥場ですが床面は写真のとおり面倒なので何もせずに土のままです。 また、堆肥場に屋根はなくブルーシートを被せて醗酵を促進させるようにしております。
下記をご覧頂きますと、私の堆肥作りがご覧いただけます。
↓
http://www2.tokai.or.jp/waka3/engei/topics/taihi-2/index.htm
三毛門カボチャの台木は面白そうですね。 果たして台木によってきゅうりの延命が出来ますやらどうやら・・・。
試してみる価値はあるのかも知れませんね。
投稿: waka3 | 2008年11月25日 (火) 21時04分
tenmankyさん>
三毛門カボチャの生命力には私だけでなく、ご近所のお百姓さんも驚いておりました。
私は糖度計がありませんので判りませんが、糖度が14.9度とは驚きですね。 確かにスープ用としてこの種のカボチャを好まれるということが頷けます。
私も残り6個がありますので、ゆっくり楽しみたいと思っております。
どうやら我家の冬至はカボチャスープのようです。(笑
投稿: waka3 | 2008年11月25日 (火) 21時33分