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2008年9月 9日 (火)

日本の棚田百選  100分の3

やっと秋らしい風が吹き始めてきたというものの、相変わらず残暑は厳しく連日30℃を越すような真夏日が続いています。

そろそろ実りの秋を迎え、この辺りでも早場米の稲刈りもそろそろ始まっていますが、以前に掲示板で棚田(千枚田)のことが話題となって、一度現地を見たいとは思っていましたが、今年の田植えシーズンにもついつい機会を逸してしまいましたが、ネットで棚田を検索したところ「棚田百選」の文字が目に留まり、我家から1時間以内で訪れることの出来る場所として3ヶ所(愛知県:1、静岡県:2)もあることが分かりましたので、刈り取りの終わる前の黄金色の棚田を想像しながら出掛けてみました。

080909tanada1_2先ず比較的近場で現在は平成の大合併で浜松市に編入されましたが、 旧天竜市の「大栗安の棚田」に出掛けてみました。
080909tanada2_2標高450mの急峻な山間に位置することもあって、撮影場所を求めて歩いてみましたが、百選の中でも勾配のきつい棚田ということで良い運動にはなりましたが、ここには481枚の棚田があって15戸の農家が耕作をしているとのことですが、農業従事者の高齢化や後継者不足によって、耕作放棄地が増加傾向にあるようで、幾つかの休耕地もみられました。

080909tanada4次に大栗安から10キロほど離れたところにある「久留米木の棚田」に出掛けました。  ここでは約800枚の棚田を27戸の農家で耕作しているようですが、大栗安の棚田よりも休耕地は多いように感じました。
080909toumeiここも現在では浜松市に編入されましたが、愛知県に隣接した場所で以前は引佐郡引佐町という地名で、近くでは4年後の開通を目指して第二東名高速道路(正式名称:第二東海自動車道)の建設工事が進められており、ここにインターチェンジも設けられますので将来的には大きく変貌していくことでしょう。

最後にお隣の愛知県の新城市にある「四谷の千枚田」に出掛けてみました。
080909tanada5_3この場所は棚田百選でもどうやらトップレベルにランクされており、平成17年にはこの地で棚田サミットも開催されたということで、多いに期待して出かけましたが、ここでは「四谷の千枚田」の看板がお出迎えをしてくれました。(笑
080909tanada6_2この四谷の千枚田は、明治37年に20日間も降り続いた大雨の後に山津波に襲われ、その後鍬とモッコで棚田復興に全力を注ぎ、僅か5年ほどで堅牢な石積みの棚田に蘇らせたのがこの千枚田だそうで、ここには1,296枚の棚田がありますが、現在は39戸の人達で850枚を耕作していると案内板には書かれていました。
流石にここの棚田は千枚田という名に相応しく、期待を裏切らない素晴らしい景観を見ることが出来ました。

しかしながら、一般的な棚田の風景写真は田圃の中に植えられた稲が伸び始めてきた頃に、見事なまでの緑一面となった写真を眺めると、来年のシーズンにはもう一度同じ場所に是非出掛けてみたいと思っています。

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コメント

おはよう~♪ございます。
「四谷の千枚田」に行かれたのですね。\(*^_^*)/
新城市(旧鳳来町)は私の故郷で~~す。
黄金色に輝く千枚田も良いものですね。

投稿: さなちゃん  | 2008年9月10日 (水) 07時13分

wakaさ~ん、そんな近くに有ったのに~(笑)百選にも載ってるのに・でも、そんなものかもね?・aiのあの棚田は、初めは教えて貰って(5月)・その後、偶然!同じ棚田を秋にも見れました・・黄色の棚田もいいですが、やはり水の張った棚田は、昼間の空の青色・夕日が落ちる所なら・尚!綺麗と思いますよ~、是非!来年5月行ってみたらいいですよ~goodaiも楽しみにしてます♪・確かに?休耕が見えますね・見れる内にflag

投稿: ai | 2008年9月10日 (水) 07時51分

さなちゃんさん>
最初の2枚も棚田も初めて見る景色でしたが、目の当たりにした四谷の千枚田は写真では現せないほどの素晴らしさに圧倒されました。

新城市のご出身だそうですが、私は鳳来町界隈はもとよりこの辺一帯には月に一度くらいは出没するかな。(笑
この日も本宮の湯でゆっくり汗を流してきました。

ブログの綺麗な写真が本当に素晴らしいのですが、残念ながらコメントが扱われないようになっておられるのですよね。

投稿: waka3 | 2008年9月10日 (水) 09時48分

aiさん>
以前房総で見られたということで、いつか私もと思っていましたが、やっとその念願がかないました。(笑
今迄にも小規模なものは何気なく見てはいたものの、流石に棚田百選にも掲載されるような場所の景観には圧倒されましたね。
aiさんが見られたのは、鴨川にある「大山千枚田」だったのでしょうか・・・。
来年ももう一度足を運んでみたいと思っています。

投稿: waka3 | 2008年9月10日 (水) 09時50分

 棚田は日本人のルーツの様な気がします。
 実は、終戦の頃 食糧難の時代に、田舎に疎開をしていました。その時、祖父の果樹園の上に 小さな棚畑を貸してもらい、サツマイモを植えたことがあります。物を担いで 急な坂道を上って棚畑に通うのは、当時中学生で元気な若者でしたが それでも 大変な事でした。
 勿論 生きるためもありますが、労働に対する勤勉な心が無いと、とうてい続かない事だと思います。
 これから、この棚田はどうして行くのでしょう? 棚田が消えて、高層マンションばかりの国では 魅力が湧きませんね、大変な事です。

投稿: 菜園ブログ | 2008年9月11日 (木) 00時27分

菜園ブログさん>
棚田は古くは飛鳥時代から行われているそうですが、今回出掛けた棚田の中でも久留米木の棚田は平安から室町時代がルーツという歴史ある棚田のようですが、このような先人たちの知恵と苦労の結晶が、特に山間部での農業従事者の高齢化と若者の田舎離れによって、益々過疎化が一段と進んでいくことは確かですが、こと棚田に関しては「棚田(千枚田)サミット」などを通じて、先人達の残した偉大な財産を守り続けていこうという気運も高まっているようですので、多いに期待をしたいものと思います。

投稿: waka3 | 2008年9月11日 (木) 22時51分

棚田百選のどのあたりに位置しているのか分かりませんが、我が家のコメは比較的近くで百選になっている棚田農家から購入しています。玄米でですが・・・
何でも味はトップクラスとの話ですhappy01
それにしても、写真の棚田は本当に立派なものばかりですね。島国日本の原点ともいうべき棚田の景色をたっぷり味わうことができました。

投稿: kimama | 2008年9月13日 (土) 11時37分

kimamaさん>
どこの地域の棚田も山の自然の水に恵まれて、収穫出来る米は大変美味しいようですね。
この様な美味しい米が出来る美しい棚田が、いつまでも残されていくことを願わずにはいれませんね。

投稿: waka3 | 2008年9月13日 (土) 22時48分

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