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2008年2月22日 (金)

夏野菜の温床  Vol.4

今回夏野菜の温床をテーマにブログアップをし、2月19日の書込みの中で「石灰窒素」の追加混和について触れましたが、若干の問題点が発生しましたので、今回は追加記事として訂正をさせて頂きます。

前回の温床の材料は、稲藁:6束、枯葉:約4リットル、醗酵牛糞:2Kg、菜種粕:約300gを使用して作りました。(この時の作業内容はここ
しかし、5日目を過ぎても温度が40℃に達することはなかったことから、堆肥作りの時に醗酵促進用に使用した石灰窒素を2握りほど混和し温度上昇を試みましたました。
石灰窒素による直接的な植物への使用による薬害は承知しておりましたが、今回の温床にはビニールシート、水稲用トレイ、育苗用トレイを介することから直接的な影響は出ないことと多少安易に考えておりました。
ここで一つの問題として、堆肥作りの時には気が付きませんでしたが、石灰窒素はそのままの状態でも特有の臭気がありますが、混和後に醗酵してきている温床の湯気に混じって、その臭気も僅か2日間でかなりの異臭となって温室の中に悪臭を放つまでになりました。
更に考えられる問題として、温床から放たれる僅かな湯気に混じって、分解された石灰窒素が空気中に放たれることは、幼苗にとって悪影響が出ることも考えられることから、石灰窒素混和後2日間のみで早期に堆肥場への廃棄処分としました。

そして、もう一度新たに違った方法での温床を作成してみました。
080222onndoko1今回の温床の材料は、稲藁:6束、枯葉:約4リットル、菜種粕:約300gと、ここまでは前回と同様ですが、新たに米糠:約1リットルとEM生ごみ処理剤(498円/500g)を使用しました。 
EM生ごみ処理剤「コーンスマイル」はトウモロコシから精製されたもので、醗酵力が強く悪臭が少ないことが売りものだそうで、今回の実際に使用した量は約150g程度でした。
080222onndoko2今回作り直して驚いたことは、2日目にし肌ではっきり分かるほど温床の醗酵が開始し始めて、3日目を迎えた今朝8時頃に温度を確認したところ、既に温室の中の室温は12℃まで上がってはおりましたが、温床の中に挿したままの温度計は48℃を指しており、夜間の冷え込みも考えると素晴らしい醗酵状況であるといえると思います。
080222onndoko3 育苗トレイに挿しておいたミニ温度計も20℃を指していて幼苗にはちょうど良い按配のようで、温室の中は悪臭が嘘のように無くなり元の温室が戻ってきました。(笑

今回の温床作りに対する顛末記は以上の通りですが、今回の方法であれば少なからず皆様のご参考にはなるのではないかと思います。
いずれにしましても、何かとお騒がせしたことをお詫び申し上げます。 m( _ _ )m

トマトの苗も元気にほぼ出揃いましたので、これで本葉が出始めた頃にポットへの移植を試みようと思っております。

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コメント

 詳細な情報は 参考になりました。

 稲藁 他の堆肥材料のウエットベースでの重量が 仮に 10kg としますと、「コーンスマイル」150gr は 重量比で1.5% を投入して、3日目に50℃に昇温していますから、効率のいい促進剤ですね。
 価格が五百円ですからそう高くはありませんし、今後の堆肥の出来具合をお聞かせ頂きたいと思います。
 EM菌と言うことで、いろんな微生物の混合体なのでしょうね。

投稿: 菜園ブログ | 2008年2月22日 (金) 18時16分

石灰窒素は、確かに・凄い!悪臭で・・下水に何か?入り込んで(ねずみ?)・・周りに撒いた・後、猫ニャン避けに、ぬれ縁下の土にも蒔いた・・そしたらが寄らなくなった?・・又、最近12TVの「ガイアの夜明け」で、微生物農薬とか開発されて・・元々土の中に有る自然の微生物が、見直されて居るようですね!

投稿: ai | 2008年2月22日 (金) 21時11分

菜園ブログさん>
金を掛けず醗酵材は米糠と菜種粕だけでやる予定でしたが、家内に頼まれた買い物に出かけたついでに、園芸資材の棚を覗いたところ、生ごみ処理剤が目に入りましたので、つい衝動買いをしてしまいました。
生ゴミの場合に台所の三角コーナー1杯あたりで、大匙3杯ということでしたので、温床の箱の大きさから使用量を決めました。
米糠と菜種粕だけででも良かったのでしょうが、醗酵状況から見て生ごみ処理剤もかなりの効果をあげてくれているものと思います。
先ほど9時30分過ぎに確認してきましたが、室温は10℃まで下がっていましたが、温床の温度は51℃で、夜間は上蓋を完全に密閉せずに乗せたままですが、育苗トレイの土の温度は23℃になっていましたので、この状態が続いてくれればと思っております。

投稿: waka3 | 2008年2月22日 (金) 21時54分

aiさん>
石灰窒素は一握りくらいの量でしたが、醗酵している稲藁の中ではここまで異臭が倍加するとは予想もしませんでした。
確かにこれならば、さすがの私もまいってしまいましたので、も回り道をして近寄らなくなりますね。(笑

投稿: waka3 | 2008年2月22日 (金) 22時10分

石灰窒素は加温とともに、臭いがきつくなるのですね。
にも避けられるほどでは(~_~)
スパッとやり直すところが流石です
米糠はよいですね。コンポストに入れても発酵の促進が見られますから・・・

投稿: kimama | 2008年2月25日 (月) 16時19分

kimamaさん>
石灰窒素は最初から普通の肥料と違って嫌な臭いがします。
まさかと思いましたが、これが更に悪臭を漂わせるようになりますのでご注意ください。
この辺ではあちこちに精米機が設置されていますので、今回は米糠を用意しましたが、矢張り醗酵効果はあるようですね。

投稿: waka3 | 2008年2月25日 (月) 22時46分

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