今年も確定申告の季節がやってまいりました。
会社をリタイアしてから昨年迄の確定申告は、国税庁ホームページの確定申告書等作成コーナーを利用し、その結果を印刷してから確定申告に必要な添付書類を添え、この時期になると確定申告会場が家から5分ほどのところに臨時に開設されるので、ここの受付に提出をして済ませておりました。
昨年の10月に確定申告書等作成コーナーを活用し、印刷した確定申告書を提出している利用者を対象として、e-Tax(国税電子申告・納税システム)に関する講習会の申込みの案内が届いたので講習会に参加しましたが、この時のことは昨年10月24日のブログに掲載しておきましたが、1年に1度だけのことを確かに電子送信ということで提出の手間は省けますが、e-Taxを可能とさせるためには、住民基本台帳やこれに基づく電子証明書(IDカード)とIDカードを読み取らせるカードリーダーについては、自腹で調達しなければならないという欠点もあり、あまり思わしくなく感じておりました。
特に、この講習会への参加にあたって、電子証明書(IDカード)が必要となりますので、ここまでの準備は既に完了をしていますが、さて自宅でe-Taxを使うということになるとカードリーダライタ(3~5000円くらい)が必要となり、今のところカードリーダライタの使い道は確定申告のためだけで、この作業が終了した後には次回までは全くの無用な長物となります。 写真はカードリーダライタと電子証明書です。
そこで今回はカードリーダライタは購入せず、臨時に開設される確定申告会場にe-Taxコーナーが設置されているということで、今後の勉強も兼ねてこの会場での体験を試みることにしました。
但し、ここから先の記述は来年になって私の記憶が定かでなくなることのためへの備忘録で、だらだらとひたすら長文ですのでお読みになる場合は、心してご覧ください。(笑
本年度の確定申告にあたって、所轄の税務署から確定申告の案内が1月にに送付されてきた時点で、昨年e-Taxの受講してあったことから確定申告会場でe-Taxを利用する場合には予約制であることから、今年は少し遅くなってしまいましたが事前に予約を取り今日の日時を決めておきました。
無論、当日会場に出掛ける前に会場での余分な入力の手間を省くために、事前に国税庁ホームページの確定申告書等作成コーナーを利用して全ての入力を済ませ、フロッピーディスクに確定申告用のデーター(以降データーと表示)を保存して、準備を整えてから出かけました。
会場に出かけると昨年とは違って、パソコンコーナーの一番手前に新しくe-tax用のパソコンが1台が設けられていて、その奥には昨年同様に印刷で提出するための確定申告書等作成コーナーのためのパソコンが20台が設置されていましたが、どうやらこちらは自宅で確定申告書を作成している人が大半のためか、活用率は初心者が対象のようで半数以上のパソコンは使用されていませんでした。
その奥の広い会場には約100席以上の手書きによる確定申告書の作成コーナーが準備され、10人ほどの指導員が配置されていましたが、こちらはほぼ満席状態でした。
しかし、いまだにe-Taxの普及率については1%にも満たない数値(H16年度分で88千件)であり、この日このコーナーに訪れたのは殆どいないようでした。
前置きが長くなってしまいましたが、ここから今回のe-Taxの体験となります。
最初にフロッピーに保存してあったのデーターを確認してもらいましたが、家内が今年度の申告分から身体障害者としての該当になることを除いては、従来通りと何等変わるところもなく、この個所についても事前に入力した内容で間違いがないということで、データーに関しては一発で了解をもらいましたので、ここから先はデーターの送信の作業ということになります。
昨年の講習会の折に、初期登録(暗証番号の変更、納税用確認番号の登録、電子証明書の登録等)は全て済ませてありましたので、あらかじめe-Taxのホームページのメッセージボックスで確認したところ全て問題なく登録が完了していましたので、これで今回の作業の出来る確認が取れました。
ここまでの所要時間は、最初のe-Taxの説明も含め15分程度で終了しました。
ここからはデータの送信が終了するまでは、ホームページの確定申告書等作成コーナーからの作業となりますが、作業の途中経過の記載については一部省略をしますが、最初に確定申告所の提出方法を印刷物ではなく電子申告として選択します。 次に確定申告用のデーターの送信先の所轄税務署を入力後にデーターの送信となりますが、ここで送信者本人であるのかどうかの電子証明書(IDカード)による認証確認が行われれます。
この作業が終わると電子申告受付システムにログインして画面が表示され、利用者識別番号と暗証番号を入力し最終的なデーターの送信となりますが、折り返し即時通知の画面が表示されデーターが受け付けられたことの案内がされます。
最後にe-Taxのホームページに戻ってメッセージボックスを開き、前述の即時通知の画面が表示されたと同時に送信されてくる受信通知を開封して、その内容を確認をしてエラーがなかったことが確認されれば全ての作業が完了となりますが、当初思っていたよりもスムーズに作業は進みました。
ここまでの作業として、特に16桁の利用者識別番号等の入力に細心の注意を払うことが必要のようですが、よほどのことがない限りエラーメッセージが出てやり直しをするということは発生しないようです。
何事もなく開始した時点から全ての作業終了までは約35分位で終了しましたが、途中雑談も加えながらの作業となりましたので、データの送信に係る作業時間については、おおよそ15分もあれば充分終了できたものと思います。
最後に、e-Taxと国税庁の名誉のために書き添えておきますと、確定申告に使用した添付資料の送付にあたっては自前で封筒の手配と切手を用意すると思っていましたが、1月に税務署から送付されてきたe-Taxでの確定申告手続きの案内と同時に切手不要の所轄税務署宛の封筒が送られてきておりました。
また、e-Taxの普及を更に加速させるための処置として、平成19年度税制改正の要綱の中で確定申告に必要な添付書類を3年間の個人での保管(要求を受けた場合には提示できることが必要)を義務付けることによって送付しなくても良いということの他に、今後e-Taxでの確定申告者に対して最高5000円が控除される特別税額控除が受けられる、ということが盛り込まれた法案が近々通過するということで、昨年の秋に講習を受けに行った時に質問として投げかけた「e-Taxに係る納税者としての負担部分」については、来年度の申告分からは大幅に軽減されるようで、これは納税者側にとっても大きな前進であるように思います。
ということが決定すれば、少なくとも私のような年金やその他の僅かな雑所得等によって生計を立てている人達にとっては、一年に一回だけのことで手続き上の運用方法を覚えておけるかは定かではありませんが、まあまあこのe-Taxのシステムも活用に値できるものではないかと、今回の経験から一応感じとることは出来ました。
もっとも、e-Taxのための事前の準備が面倒であったり、パソコンで作成された確定申告書と添付書類を所轄の税務署に提出するための時間を散歩がてらにという人にはお薦めできることではありませんが・・・。(笑
追記 < 今年もe-Tax活用しました > ~ 2008年3月4日
昨年のe-Taxによる確定申告を経験した時点では、継続してe-Taxを利用するかどうかについては、この時点ではまだまだ懐疑的で受け入れがたいという思いがありましたが、今年の国税庁のホームページを見たところ、昨年懸案となっていた特別税額控除が最高で5000円が控除されるということと、確定申告に当たっての添付書類の省略(個人で3年間の保存)が出来るということと、e-Taxによる確定申告をマイパソコンでなく確定申告会場で実施した場合にあっても特別減税控除が受けられるということで、今年ももe-Taxによる確定申告をしました。
この詳細については、ここをクリックして頂けるとご覧になることが出来ますので、是非ご一読ください。
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