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2007年2月22日 (木)

初めてのe-Tax(イータックス)による確定申告

今年も確定申告の季節がやってまいりました。
会社をリタイアしてから昨年迄の確定申告は、国税庁ホームページの確定申告書等作成コーナーを利用し、その結果を印刷してから確定申告に必要な添付書類を添え、この時期になると確定申告会場が家から5分ほどのところに臨時に開設されるので、ここの受付に提出をして済ませておりました。

昨年の10月に確定申告書等作成コーナーを活用し、印刷した確定申告書を提出している利用者を対象として、e-Tax(国税電子申告・納税システム)に関する講習会の申込みの案内が届いたので講習会に参加しましたが、この時のことは昨年10月24日のブログに掲載しておきましたが、1年に1度だけのことを確かに電子送信ということで提出の手間は省けますが、e-Taxを可能とさせるためには、住民基本台帳やこれに基づく電子証明書(IDカード)とIDカードを読み取らせるカードリーダーについては、自腹で調達しなければならないという欠点もあり、あまり思わしくなく感じておりました。
070222etax2 特に、この講習会への参加にあたって、電子証明書(IDカード)が必要となりますので、ここまでの準備は既に完了をしていますが、さて自宅でe-Taxを使うということになるとカードリーダライタ(3~5000円くらい)が必要となり、今のところカードリーダライタの使い道は確定申告のためだけで、この作業が終了した後には次回までは全くの無用な長物となります。  写真はカードリーダライタと電子証明書です。

そこで今回はカードリーダライタは購入せず、臨時に開設される確定申告会場にe-Taxコーナーが設置されているということで、今後の勉強も兼ねてこの会場での体験を試みることにしました。
但し、ここから先の記述は来年になって私の記憶が定かでなくなることのためへの備忘録で、だらだらとひたすら長文ですのでお読みになる場合は、心してご覧ください。(笑

本年度の確定申告にあたって、所轄の税務署から確定申告の案内が1月にに送付されてきた時点で、昨年e-Taxの受講してあったことから確定申告会場でe-Taxを利用する場合には予約制であることから、今年は少し遅くなってしまいましたが事前に予約を取り今日の日時を決めておきました。
無論、当日会場に出掛ける前に会場での余分な入力の手間を省くために、事前に国税庁ホームページの確定申告書等作成コーナーを利用して全ての入力を済ませ、フロッピーディスクに確定申告用のデーター(以降データーと表示)を保存して、準備を整えてから出かけました。
070222etax1 会場に出かけると昨年とは違って、パソコンコーナーの一番手前に新しくe-tax用のパソコンが1台が設けられていて、その奥には昨年同様に印刷で提出するための確定申告書等作成コーナーのためのパソコンが20台が設置されていましたが、どうやらこちらは自宅で確定申告書を作成している人が大半のためか、活用率は初心者が対象のようで半数以上のパソコンは使用されていませんでした。
その奥の広い会場には約100席以上の手書きによる確定申告書の作成コーナーが準備され、10人ほどの指導員が配置されていましたが、こちらはほぼ満席状態でした。
しかし、いまだにe-Taxの普及率については1%にも満たない数値(H16年度分で88千件)であり、この日このコーナーに訪れたのは殆どいないようでした。

前置きが長くなってしまいましたが、ここから今回のe-Taxの体験となります。

最初にフロッピーに保存してあったのデーターを確認してもらいましたが、家内が今年度の申告分から身体障害者としての該当になることを除いては、従来通りと何等変わるところもなく、この個所についても事前に入力した内容で間違いがないということで、データーに関しては一発で了解をもらいましたので、ここから先はデーターの送信の作業ということになります。
昨年の講習会の折に、初期登録(暗証番号の変更、納税用確認番号の登録、電子証明書の登録等)は全て済ませてありましたので、あらかじめe-Taxのホームページのメッセージボックスで確認したところ全て問題なく登録が完了していましたので、これで今回の作業の出来る確認が取れました。
ここまでの所要時間は、最初のe-Taxの説明も含め15分程度で終了しました。

ここからはデータの送信が終了するまでは、ホームページの確定申告書等作成コーナーからの作業となりますが、作業の途中経過の記載については一部省略をしますが、最初に確定申告所の提出方法を印刷物ではなく電子申告として選択します。 次に確定申告用のデーターの送信先の所轄税務署を入力後にデーターの送信となりますが、ここで送信者本人であるのかどうかの電子証明書(IDカード)による認証確認が行われれます。
この作業が終わると電子申告受付システムにログインして画面が表示され、利用者識別番号と暗証番号を入力し最終的なデーターの送信となりますが、折り返し即時通知の画面が表示されデーターが受け付けられたことの案内がされます。
最後にe-Taxのホームページに戻ってメッセージボックスを開き、前述の即時通知の画面が表示されたと同時に送信されてくる受信通知を開封して、その内容を確認をしてエラーがなかったことが確認されれば全ての作業が完了となりますが、当初思っていたよりもスムーズに作業は進みました。
ここまでの作業として、特に16桁の利用者識別番号等の入力に細心の注意を払うことが必要のようですが、よほどのことがない限りエラーメッセージが出てやり直しをするということは発生しないようです。

何事もなく開始した時点から全ての作業終了までは約35分位で終了しましたが、途中雑談も加えながらの作業となりましたので、データの送信に係る作業時間については、おおよそ15分もあれば充分終了できたものと思います。

最後に、e-Taxと国税庁の名誉のために書き添えておきますと、確定申告に使用した添付資料の送付にあたっては自前で封筒の手配と切手を用意すると思っていましたが、1月に税務署から送付されてきたe-Taxでの確定申告手続きの案内と同時に切手不要の所轄税務署宛の封筒が送られてきておりました。
また、e-Taxの普及を更に加速させるための処置として、平成19年度税制改正の要綱の中で確定申告に必要な添付書類を3年間の個人での保管(要求を受けた場合には提示できることが必要)を義務付けることによって送付しなくても良いということの他に、今後e-Taxでの確定申告者に対して最高5000円が控除される特別税額控除が受けられる、ということが盛り込まれた法案が近々通過するということで、昨年の秋に講習を受けに行った時に質問として投げかけた「e-Taxに係る納税者としての負担部分」については、来年度の申告分からは大幅に軽減されるようで、これは納税者側にとっても大きな前進であるように思います。

ということが決定すれば、少なくとも私のような年金やその他の僅かな雑所得等によって生計を立てている人達にとっては、一年に一回だけのことで手続き上の運用方法を覚えておけるかは定かではありませんが、まあまあこのe-Taxのシステムも活用に値できるものではないかと、今回の経験から一応感じとることは出来ました。

もっとも、e-Taxのための事前の準備が面倒であったり、パソコンで作成された確定申告書と添付書類を所轄の税務署に提出するための時間を散歩がてらにという人にはお薦めできることではありませんが・・・。(笑

追記 < 今年もe-Tax活用しました >  ~  2008年3月4日

昨年のe-Taxによる確定申告を経験した時点では、継続してe-Taxを利用するかどうかについては、この時点ではまだまだ懐疑的で受け入れがたいという思いがありましたが、今年の国税庁のホームページを見たところ、昨年懸案となっていた特別税額控除が最高で5000円が控除されるということと、確定申告に当たっての添付書類の省略(個人で3年間の保存)が出来るということと、e-Taxによる確定申告をマイパソコンでなく確定申告会場で実施した場合にあっても特別減税控除が受けられるということで、今年ももe-Taxによる確定申告をしました。
この詳細については、ここをクリックして頂けるとご覧になることが出来ますので、是非ご一読ください。

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コメント

こんばんは、
e-Taxによる確定申告の方法、大変参考になりました。e-Taxによる確定申告の普及率がかなり低いようですが、なぜでしょう?・・・聞けば、便利そうな気もするのですが。
では。

投稿: 野良日記の野良先生 | 2007年2月22日 (木) 20時55分

野良先生>
取り留めのない愚文をお読みいただけたようで恐縮です。
e-Taxの普及にあたっては、電子送信で簡単に操作が出来るという割りには、国税庁のe-Taxのホームページにある「導入マニュアル」を読んでいくと、如何にもも事前の手続きが煩わしく、また個人で費用を払わなければいけないことも解かり、この時点でe-Taxに対する思いが色あせてしまうことになるかと思います。
昨年の講習会までは私もそのように感じていましたが、どうやら平成19年度税制改正の要綱は国会を通過しそうだということですので、来年度は期待が持てそうですが、国税庁はこのあたりのPRも下手なんですね。
莫大な開発費を投入したにも関わらず、こんなところがお役所仕事といって良いのではないのでしょうか。(笑

投稿: waka3 | 2007年2月23日 (金) 09時41分

中抜きで拝見しました(笑)さすがwaka3さんです!
ネット社会の申告のあり方にお金をかけず頭を絞って欲しいものですね。

投稿: いわての佐藤 | 2007年2月23日 (金) 17時39分

e-Taxによる確定申告、何となく理解していますが、
難しそうでPCでは無理かと思っています。
歩いて5分、公民館で3/15日医療費控除前々年度分
と前年度分集計してありますので結構な金額になり!
今年は忘れずに申告したいと思っています。
temariで入力致しました。悪しからずお願いします。

投稿: temari | 2007年2月23日 (金) 20時09分

いわての佐藤さん>
中抜き読みくらいでちょうど良いのではないかと思います。(笑
このシステムは確定申告のA,Bにかかわらず、インターネットの確定申告書等作成コーナーでデーターの作成が可能であるなら、使い勝手ととしてはそれよりも簡単ですので、利用しない手はないと思います。
特に来年からは、e-Taxの利用者へのメリットもでてきますので、まだお済でないようでしたら今年の申告の際にお尋ねになってみて下さい。

投稿: waka3 | 2007年2月23日 (金) 20時31分

ロンままさん>
矢張り皆さん取っ付き難いとおっしゃられるようですね。
思っていたよりも実際にやってみた感想としましては、システムそのものへのアクセスと処理は簡単でした。
但しこれを始めようとした時の煩わしさは少しありましたが、普段がそれほど忙しい毎日ではありませんので、ちょっとした暇を見つけるだけで何とかなるものではないでしょうか。 医療費控除についても書類さえ完備していればそれほど面倒なものでもないと思います。

投稿: waka3 | 2007年2月23日 (金) 20時45分

昨年読ませて頂いた時は、「税務署の合理化の為に、納税者に負担を負わせるとはけしからぬ!」と思っていましたので、今年も従来どうりで準備はしています。 今回読ませていただいた感想では、次回は検討してみようか?と思っています。

投稿: 菜園ブログ | 2007年2月23日 (金) 21時52分

菜園ブログさん>
私も昨年講習会直後は同じような感想を持ちました。
今回は積極的にやるつもりはなかったのですが、折角1000円の投資もしましたし、会場にe-Taxのコーナーが設置されるということで、それならばカードリーダーの投資は不要となりますのでトライしてみたわけです。
ブログにも書いたような納税者への負担が解消されないようでしたら、私も再度考え直さなければいけませんね。(笑

投稿: waka3 | 2007年2月24日 (土) 01時28分

菜園ブログさん>の、ゆう通りです!<(`^´)>何で?納税者にお金を
払わせんの?・見切り発車しないで、チャンと出来てからにしてよね~?
私も、先日婆の医療費控除の為、出かけて、その光景を見ましたPC8台
位でしょうか?・PCの普及率・使いこなしの人・・何人いてコレ!
出来ない人は、どないするの?

婆(老人医療・1割)のは、老人医療課から勝手に・医療費負担分を振り込みました!だけ!中身の計算書など無いんですよ?
医療で1割だから・戻るのも1割=医療3割・戻り3割。。パパいわく
じゃ俺なら、もっと戻るな???その分、払うんでしょうよ(パコ)
一席、お笑いを

wakaさん>チャッカリ、コピー撮らせて貰いました・これからの準備に??

投稿: チーちゃん | 2007年2月24日 (土) 11時40分

チーちゃん>
納税者への負担については、実際には最初からシステムと追従させる構想はあったとは思いますが、この辺がお役所仕事でことお金のことになると税金からの捻出となりますので、結果ありきになってしまうことは仕方のないことと理解は出来ないこともありませんが、それにしても5000円も負担をかけることになりますとねえ・・・。
今のお国の施策の中には「出来ない人」のことなど、考えてくれる配慮は残念ながら微塵もないのでしょうね。

投稿: waka3 | 2007年2月25日 (日) 00時17分

頭を使って説明書きを理解し電卓で計算し、手先を使って自筆で記入し、足を使って申告会場へ出向く。これ、最高のボケ防止。
"時間はあるけどお金は無い"皆さん。いまさら効率なんてことは考えないで、ウンと非効率に身体を張ってやっつけましょう。確定申告5回目にして開眼しました。

投稿: プチ生計 | 2008年2月24日 (日) 13時07分

プチ生計さん>
ボケ防止には、一年に一回だけのことですが、パソコンを使っての申告書作成もいいものですね。(笑
e-Taxも所詮お役所仕事、今のご時世が全てを現しているように、お役人だけのエゴで国民にとって本当に役の立つ物って本当に数少ないのが残念です。
私も今年で6回目の確定申告になります。

投稿: waka3 | 2008年2月24日 (日) 21時20分

電子申告やりました。27日、近くの税務署へ行き、備え付けのカードリーダーを使い、指示されたとおりに入力、無事終わりました。税額控除5千円ゲット。元手1千円(住基カード、電子証明書各500円)。所要時間30分あまり。
利用者識別番号をとるのに随分時間がかかります。16桁、暗証番号。
カードリーダーを購入して自宅のPCから申告するのでは、複雑めんどう、とてもやる気になれません。
来年は利用者番号の新規登録が不要なので簡単です。
しかし税額控除がないのは残念です。継続させたいのならばせめて千円でもインセンティブが欲しいです。

投稿: sound box | 2008年2月29日 (金) 11時43分

sound boxさん>
電子申告をされたようですね。
税務署へ行って備え付けのカードリーダーで申告をしても、税額控除5千円がゲット出来るようですね。
もしそのようなら、例え1回限りであったとしても、是非実施しなければ損ですね。(笑

昨年は臨時に開設されている確定申告会場にe-Taxコーナーが設けられていましたが、対応出来る人が配置されておらず、使用禁止になっていましたが、多分今年も同じようなていたらくではないかと思いますが、月曜日あたりにでも覗きに行ってこようかと思います。

投稿: waka3 | 2008年2月29日 (金) 21時35分

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