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2006年12月25日 (月)

ホースラディッシュの収穫

ホースラディシュ多年生の植物で、収穫はその年に植え付けたものより2~3年を経過したものを収穫061225horseradish1することが良いということが解かり、このことは以前のブログにも書きましたが、 2年を経過した株が更に大きくなって、12月に入ってから葉が少しずつ黄色くなってきたので、今日になって収穫することにしました。   写真は掘り始めてからあまりにも株が大きくなっていたので、1/3くらいのところをスコップでえぐったところですが、昨年1年ものを掘り上げた時と違って、株の大きさも根の太さも見事なまでに育っていました。
深さは約7~80cmくらい掘りましたが、結構横にも根が伸びているのが見えます
061225horseradish2 根は下に向って伸びているものが太く成長しており、これを擂って食べることになりますが、見た通り途中から横に根が伸びていて、これが結構横に長く伸びていて、掘った際に先端を切ったまま残しておくと、ここから翌年新しい芽が出てくるようで、今年の春にあちらこちらから幾つもの芽が出てきたのでビックリしましたが、これでその時の訳がやっと解かりました。(笑
061225horseradish3_2実際に収穫したものから食べるに値する部分だけを綺麗にしたものですが、左側から3つが元株でこれらは夫々単独ではなくどこかでつながっていました。  この株から下に伸びたものが右側4本の根の部分です。   1年ものでは手の指ほどの太さでしたが、2年を経過したら太いものは足の親指の太さ程に迄成長していました。
061225horseradish4_1 本来は擂りおろした強い独特の辛味が、ローストビーフの薬味としてとても美味しく、これを育て初めてから収穫したものを冷蔵庫で長期間の保存が効くことから時々使っておりましたが、今回は採りたてのホースラディッシュを早速擂りおろしてみました。
辛味を引き出すためには、卸し金の極めの細かい方で擂ることが良く、今日はこれでマグロの刺身を食べてみましたが、解凍マグロでもあったことから最初は良かったのですが、少し水臭くなってしまい最後はあまり美味しくはありませんでした。(笑
今回はこんなにも大きくなった株の部分が初めてでもありましたのでこちらを使ってみましたが、おそらく根の部分の方が極めも細かく美味しいのではないかと思いますが、それはローストビーフを食べる時の楽しみにしたいと思います。
矢張り魚よりも、ローストビーフはもとより肉料理には欠かせない一品ではないでしょうか。

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コメント

こんばんは、
昨日は、ありがとうございました。きく芋の漬物は味噌味がしっかり漬かっており、歯ざわりも良く、美味しくいただきました。
ところで、ホースラディシュは、肉料理には欠かせない一品のようですね・・・頂戴したホースラディッシュは、是非、waka3さんがおしっしゃるように、ローストビーフなどの肉料理で使ってみたいと思っています。
ほんとうに、貴重なものをありがとうございました。
おやすみなさい。

投稿: 野良日記の野良先生 | 2006年12月26日 (火) 21時01分

野良先生>
畑の隅に2本植えておいて、1年後途に掘りあげても食べきれない量が確保できますので充分楽しめます。
2年ものがまだ2/3ほど残してありますので、ご希望でしたらいつでも差し上げられますので、是非お試しになってみて下さい。

投稿: waka3 | 2006年12月26日 (火) 23時48分

掘りたてのホースラディッシュは始めて見せて頂きました。予想していたより各段に大きいので驚いています。 いちど植えておくと年々収穫が出きるのもいいですね。 病害虫は如何でしょうか?

投稿: 菜園ブログ | 2006年12月29日 (金) 00時22分

菜園ブログさん>
一度だけ追肥をした他は全くの放ったらかし栽培でしたが、途中観察したところではオンブバッタが良く葉を食べていましたので、時々見つけてはひねり潰していた程度で、その他にはわずかにアブラムシを見つけ、葉を数枚根本から切り落としたところ、その後は見かけなくなりました。
ストチュウはついでの時に一緒に散布はしておりましたが、大変栽培の楽な作物ですね。

投稿: waka3 | 2006年12月29日 (金) 09時12分

ホースラディッシュ(の苗、というか掘り出してそのまま)を「植えておけば増えて食べれる」といただき、素直に植えて2年経ちました。どう扱えば良いかわからず場所ばかりとるので昨日思い切って全部掘りあげてしまいました。今日コメントを見せていただき蒼白になりました。また植えておけば 芽が出てくるのでしょうか? その時期は今でもよろしいでしょうか?

投稿: そばかす土人 | 2010年11月 8日 (月) 09時31分

そばかす土人さん>
書き込みありがとうございます。
ホースラディッシュは、1~2mm程度の太さで2~3cmの長さの根が地中に残っていても、そこから芽が出てくるほど大変樹勢が強いので、翌年良いホースラディッシュを育てるためには、掘りあげた根の中で素性の良さそうなもの(出来るだけ1cm以上の太さ)を選んで5cmくらいの長さに切って植えられておけば春になって芽が出てくるものと思います。
植えつけられていた場所は、今回全てを掘りあげられたなら必ず細かな根まで全てを取り除いておいてください。
今までに植えられていたところにつきましては、最初にも書きましたが、掘りあげた個所を雑に処理しておきますと僅かな太さの根が残っていても、春になって無数の芽が出てきて処置に困ってしまうほどですので充分ご注意ください。

投稿: waka3 | 2010年11月 8日 (月) 20時42分

ご親切に丁寧にご教授いただき、本当にありがとうございました。そう言われてみれば、すっごく雑に抜いてきた事を今更ながら後悔しております。こうなったらあの場所は ホースラディッシュの定位置としても良いのでしょうか? 連作はO・Kでしょうか?

投稿: そばかす土人 | 2010年11月 9日 (火) 21時44分

そばかす土人さん>
連作障害については私も良く判りませんが、収穫するのはしっかりした太さにするために2年目以降が適切とも言われており、私の場合は同じ場所で4年ほど作っていましたが、特に何の影響もなかったように思いますので多分大丈夫だろうと思います。
心配であれば1m程度離して植えつけられれば問題はないと思います。

投稿: waka3 | 2010年11月10日 (水) 09時16分

本当に色々ありがとうございました。
慌てて全部掘りあげてしまったので、保存をうまくやらないともったいないですね。
すごい量なので擂って保存できればよいのですが、辛味がなくなるんでしたよね・・。擂った物を小分けにして冷凍してみたらどうなるのかな? やってみようかな?

投稿: そばかす土人 | 2010年11月11日 (木) 16時13分

そばかす土人さん>
多分、多分ですよ!
短期間保存(2~3ケ月)であれば、既に掘りあげてしまったものを地中保存されてみては如何ですか?
地面を15~20cmくらいの深さに掘ったところにホースラディシュを並べて土を被せて、その上に少し厚手のビニールシートを載せて土を被せます。
被せた土は雨の侵入を防ぐために少し小山にしておけば、これである程度の保存が可能になるかと思います。
ちょっとした室(むろ)保存といったところです。
お試しになってみてください。

投稿: waka3 | 2010年11月11日 (木) 22時20分

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